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司法記者 [読書]

昨日は叔父の墓参のため家族で藤沢に行って来た。移動中の電車で、郷原信郎元検事が書いた(と言われている)「司法記者」を読んだ。推理小説と分類されているが、この手の本を読むのは何年ぶりだろう。

特捜事件は2件、弁護人として関わったが、検事は本当に酷かった。いずれも、指定事件であったので、意地と嫌がらせのため、拘置所で日曜日も接見してやったが、あの時、検事に対して感じていた「同じ法曹として恥ずかしくないのか」という思いが強く蘇ってきた。

最初のうちは、展開がまどろっこしいとも感じも持ったが、いやいや、なかなかのもの。才能のある人は多芸なんだ。お薦めの本と思う。 

由良秀之氏の次回作が出たら次も買おっと。

司法記者

司法記者

  • 作者: 由良 秀之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/28

メディア: 単行本


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