ウナギの不思議 [読書]
ウナギ(ニホンウナギ)は淡水魚だと思っている人が多いと思いますが、ウナギはグアム島の西側沖のマリアナ海嶺まで数千キロを回遊し、産卵をしていることをご存じでしたでしょうか。
ニホン ウナギの産卵場は平成21年(2009年)5月の調査で、天然卵と親ウナギが発見されて、産卵場所が世界で初めて特定されたというホットな話題です。
今日は、 「ウナギ 大回遊の謎」という本のお薦めです。
「ウナギ 大回遊の謎」 は、親ウナギが太平洋の大海原で産卵する瞬間を追い求めた、東京大学大気海洋研究所の塚本勝巳教授のウナギの産卵場調査の冒険の記録ですが、読みごたえ十分です。
私のお知り合いの社長さんに、ウナギの卸業を秋山さんという方がおみえです。
そのため、何となくウナギのことが会話にのぼることが、ままあり、ウナギのことが昨年ころから何となく気になってきました。
昨年は、たまたま本屋で見つけた、熱帯ウナギの「ラビアータ」種を捕獲するためにアフリカのタンザニアに出かけた、「塚本研」の二人の研究者の珍道中を描いた「アフリカにょろり旅」という単行本を読んで、ワハハ、ワハハとお茶を濁していましたが、
今回、御本尊である塚本先生の「ウナギ 大回遊の謎」を読むことができました。
大満足です。
次は、 アマゾンの書評で、ベタ褒めされている「旅するウナギ- 1億年の時空をこえて」でも読んでみようかしらん。
でも、3990円はちょっと高いんだよなぁ。
2012-06-26 17:08
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