工学部ヒラノ教授の事件ファイル [読書]
オペレーションズ・リサーチを専門とされる東工大名誉教授今野浩先生の「工学部ヒラノ教授の事件ファイル」を読み終えました。
昨今、不正論文が172本とされる東邦大学准教授の論文捏造、京大教授の研究費横領 、あるいは、「媚びない人生」というベストセラー本の著者であるジョンキム慶応大学准教授の経歴詐称など、
耳目を引く、「大学発」の事件が、続けざまに起きている感があるところです。
それ以外にも、報道されることに至ることはめったにありませんが、アカハラ(アカデミックハラスメンイト)という大学特有の問題も存在します。
「工学部ヒラノ教授の事件ファイル」は、これら大学内で発生する問題について、問題が発生する背景ないし理由を、実例を交えて包み隠すことなく解説しています。
そのため、これらの問題を深く理解する上で、大変参考となるのではないかと思います。
2012-07-14 14:58
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コメント(2)
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私も読みました。
私は、アメリカで女生徒に襲われたことに驚き、(うらやましく)思いました。
会社でも同じような裏がありますが、ここまで書けませんね。
by 本のソムリエ (2013-04-01 06:31)
本のソムリエさん、2週ほど前に、「工学部ヒラノ教授と七人の天才」が出ましたがお読みになられましたか。
この「七人の天才」もおもしろかったですね。
by tomo-law (2013-04-01 08:54)