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最高裁のホームページへの不正侵入 [旬の話題]

最高裁のホームページが、9月14日(金)の夜から翌週21日(金)の夕方まで、閲覧不能となっていました。

21日夕から、一応、ホームページは閲覧可能ですが、判例検索や、司法統計の閲覧は、まだ出来ない状態にあります。

理由は、トップページが勝手に、書き換えられたからでした(北大町村教授の14日のMatimulogの記事 「Court:最高裁のサイトが乗っ取られた!」参照)。

読売の記事(21日の「中国旗に改ざん被害、最高裁HP再開…7日ぶり」)によると、

最高裁は原因究明のため、サイト内の高裁・地裁・家裁も含む全てのページを閉鎖した

とのことです。

書き換えられたトップページを元に戻す、復旧作業をするだけなら、1 週間も時間がかかるわけはないはずです。

対策を講じていたのでしょう。

今回の件は、中国からの攻撃だったようですが、

最高裁のホームページは、約 3ヶ月前の 6月26日にも、アノニマスから DoS攻撃 と呼ばれる、攻撃を受けています。

(他者のブログ等の書き込み等をみると、最高裁のホームページはシステムダウンをしたようですが、新聞検索では確認できませんでした。)

    

この6月のアノニマスの攻撃は、違法ダウンロードの刑事罰規定を定めた、改正著作権法に対する抗議としてなされたものでした。

攻撃を受けたのは、民主党や自民党、最高裁、日本音楽著作権協会(JASRAC)のホームページ(HP)などでした(SankeiBizの6月28日の記事「 ハッカー集団『 アノニマス 』、警視庁本格捜査へ 政府機関など攻撃 」)

攻撃を受けた財務省と、国土交通省霞ケ浦河川事務所(茨城県)は、内部システムに不正侵入され、HPの内容をwl書き換えられたということです。

 

最高裁は、6月の攻撃では、攻撃はされたが、不正侵入までは許さずに済んだということになります。

 

この6月の際、最高裁は不正侵入への対策を講じただろうと思います。

1週間もホームページを閉鎖していたのは、

対策を講じたにもかかわらず、その直後に不正侵入をされてしまったためなのでしょうか。


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