こんな回答書が戻ってきた [困惑]
やたら会社名が長い損害保険会社に、裁判所から調査嘱託をしてもらったら、
下の回答書が戻ってきました。
調査嘱託は、物損事故の修理費の金額を争点とした訴訟でのことで、
相手方(原告)から、損保会社の受領印が押された、事故車両の写真帳(写真48葉)が提出されていたため、
損保会社への調査嘱託を申し立てをしたというものです。
修理車両についての写真が撮影されているということは、損保会社が、協力工場へ損害額の見積もりを依頼しているであろう、との予測に基づいてのことでした。
ですが、調査嘱託の回答は、
「修理費用の見積書は存在しない」
という、事故担当者からのものでした。
しかも、作成日は書かれていませんし、
損保会社の社判も押されていません。
さらに、宛て名は、裁判所書記官宛で、何に関しての回答かも明記されていません。
損保会社には、何度か、裁判所を通じた調査嘱託をしたり、弁護士会照会をしたことがありますが、
こんな回答をもらったのは初めてのことです。
あまりな杜撰さに、腹が立ったため、回答をしてきた担当者に電話をして、
「(あなたには)会社を代理する権限があるのか」
と問いただしましたが、何が問題なんだという応対で、埒があきません。
そのため、責任者であるセンター長と話をしましたが、
やりは何が問題なんだという態度で、
「どのように訂正をすれば、いいんのですか」
というような返事でした。
やたら社名が長い損害保険会社では、
回答権限がない者に回答書を作成させ、 責任者の決裁も経ることなく、回答先に回答をする
という処理が、当たり前のように されているということなのでしょう。
大きいから、ちゃんとしたことがされているわけではないことを体感しました。
こんな事務処理がされているようであれば、
損保保険での保険金の不払いは、今後もなくなることはないでしょう。
損害保険なんて被害がなければ掛け損みたいなもんなのに、なんだか不公平ですね。実際先生の言われる通り、こんな取り扱いが横行してると思うと、ゾッとします。
by ひろ (2013-02-27 20:55)
ひろさん
今回はたまたま、程度が悪すぎただけだろうと思いたいですね。
by tomo-law (2013-03-01 17:19)