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スウェーデンの暴動について思う [感想]

多文化主義(multiculturalism)など、私は幻想だと思っていますが、

とは言え、スウェーデンの暴動 には驚きました。

スウェーデンの移民政策を称賛する記事しか見たことがありませんでした。

そのため、スウェーデンの移民政策だけは、 ドイツや、フランス、また、イギリスとは違って唯一の成功例かしらと誤解をしたため、暴動は意外だったわけです。

(時間がある方は、日経ビジネスオンラインの2009年の「移民 YES」という連続記事をお読み下さい。私がそう思っていたのも むべなるかなと思っていただけるのではないかと思います。)

しかし、みずほインターナショルディレクター 竹下誠二郎氏が、今年1月に週刊ダイヤモンドに書いていたように(2013年1月19日号「もう一つの火薬庫、暴発寸前の移民問題 スウェーデンが映し出す文化多元主義の限界」)、

スウェーデンにおける移民の実態は、

〇  スウェーデンは1人当たりの難民受け入れも世界一高く、ドイツや英国は難民受け入れ率が10%強なのに対しスウェーデンでは90%だということで、人口は2004~12年の間に900万人から950万人へと増加。

この間の新生児のうち、16%は主にムスリム(イスラム教徒)の非西欧出身の母を持つ。ここ数年の移民のうち、3分の2以上はこれら非西欧出身者である。このムスリム化傾向が加速。

〇 生来のスウェーデン人の就業率が80%を超えているのに対し、移民の就業率は50%程度でしかない。

移民の多くが就業に必要な最低限の教育や経験を持ち合わせていない上に、イスラム教の排他性が現地適応への障害となっている。

さらに、これら移民の親を持った第2世代の失業率は群を抜いて高い。これは社会保障費の重い負担となっていて、治安も大幅に悪化している。

1990年にゲットー(少数派民族の密集居住地)は3カ所しかなかったが、06年には156カ所に膨れ上がった。

〇 スウェーデン国立犯罪防止協議会によると、移民もしくは片親か両親が移民である住民が97~01年の犯罪のうち約45%を占め、殺人や強姦などの凶悪犯罪においてはさらに高い比率を占めるという。

ということだことです。

私がこれまで見聞きしてきたこととは異なり、スウェーデンの移民政策が成功しているなどとは到底言える状況にはなかったことになるようです。

スウェーデンでは、メディアが情報統制と思えるほどの自己規制を敷いているため、移民の問題を提議しようものなら即座に ゼノフォビア(外国人嫌悪者)・イスラモフォビア(イスラム嫌悪者)の烙印を押されるため、

2011年に右翼のスウェーデン民主党が議席を獲得するまでは移民問題を語ることさえタブー視されていたということです。

竹下氏は、

スウェーデン人は日本人同様、争い事が表明巻するのを極端に嫌う。臭いものにはふた、の思想が根底に流れており、不満が水面下で大きく膨らみつつある。

移民問題の暴発の可能性が最も高いのは、時折ガス抜きが行われていたフランスやドイツではなく、実は移民に最も寛容であったスウェーデンなのではないだろうか。

そうなれば、欧州文化多元主義の最初の完全な失敗例として記憶されることになるだろう。

と予言をされていましたが、今後、スウェーデンはどのような方向に向かうことになるのでしょう。

(今回の竹下氏の記事は、全1426文字の1頁の記事にすぎないのですが、ケチ臭いことに有料です。) 


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