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電子債権記録機関の乱立 [はてな?]

昨日、ブログで触れましたが、電子債権記録機関には、

・ 三菱東京UFJ銀行系の 日本電子債権機構(株)(JEMCO)、

・ 三井住友銀行系の 三井SMBC電子債権記録(株)、

・ みずほ銀行系の みずほ電子債権記録(株)、

・ 全銀協系の でんさいネット

の4社が指定されています。

4社とも別々のシステムです。そのため、一つの機関で、発生(登録)した電子債権は別の機関では利用できません。

 

4つの異なる手形交換所が併設されているようなことになっています。

 

平成19年6月15日の衆議院財務金融委員会法務委員会連合審査会において、

民主党楠田大蔵議員が、

電子債権記録機関の乱立を危惧した質問をしていますが、それに対し

金融庁総務企画局長(当時)三國谷勝範政府委員は、

まともな答弁をしていません(「議事録」参照)。

 

乱立は慮外だったのでしょうか。

残念ながら、楠田議員の危惧した事態となってしまっているようです。

 

ところで、4つの電子債権記録機関については、

統合とかが議論・検討されていてもおかしくなさそうなのですが、そのような議論がなされていく形跡が見当たりません。

どういうことなのでしょうか。

それとも、私の勘違い? 


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