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高額出金の警察への通報要請 [感想]

今朝の中日新聞名古屋市版1面には

「岐阜北署管内   高齢者の高額引き出し  金融機関は全て通報を」 

と題した記事が掲載されています。

記事は 

「ニセ電話詐欺事件が相次ぐ中、岐阜北署は二日、管内のすべての金融機関に対し、七十歳以上の客から三百万円以上の現金の引き出しを求められた際に必ず署に通報するよう要請する。

だまされているお年寄りを窓口で救う狙いだ、プライバシーの侵害に当たる恐れもある。

岐阜県警によると、全金融機関を対象にした同様の取り組みは静岡、神奈川、山梨、岡山、高知、佐賀の六県で既に始まっているが、署単独で実施するのは珍しい。 (以下略)」 

というものです。

 

「特殊詐欺」、「金融機関」、「通報義務」

あるいは、 

「特殊詐欺」、「金融機関」、「通報」

をキーワードにしてGoogle検索をしてみると、

記事では漏れていますが、

福岡県も同様の取り組みをしていることが分かります。

 

そちらは、 

毎日新聞2014年11月13日の記事「特殊詐欺防止:高齢者の高額引き出し通報義務化  福岡」によると、

先月12日に、福岡県警、福岡財務支局、金融機関による連携協議により、

65歳以上の高齢者が窓口で500万円以上の現金を引き出す場合には、金融機関が原則として警察に通報し、警察官が直接事情を聞く、

200万円以上の場合もアンケートをして、不審な場合は警察に通報する 

というものです。

 

この福岡の場合も、県警・福岡財務支局・金融機関の3社が取り決めたというだけで、

金融機関の警察への通報は法律上の義務に基づいてのものではないので、「義務化」という表現は

どうかという気もします。 

きっと、金融機関に通報を遵守してもらうためには その表現の方が望ましいという判断者の判断なのでしょう。

 

この流れ、数ヶ月中に全ての都道府県に広がるのでしょう。

最後は、暴排条例のときと同様、東京(あるいは沖縄)ですか。 


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