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「ニセ電話詐欺」は全国区? [調査]

振り込め詐欺に代表される特殊詐欺を表す言葉として、中日新聞は「ニセ電話詐欺」という用語を使っています( 例えは、2015年12月10日と2014年10月25日の記事。)。同紙の読者である私は「ニセ電話詐欺」が全国的に使われている用語であると てっきり思っていました。     

ですがそれは誤解で、「ニセ電話詐欺」は ローカルな表現 であるに過ぎないみたいです。

 

「ニセ電話詐欺」で、警察庁警視庁の検索サイトで検索しても、 ヒットしません。

お膝元の愛知県警の検索サイトで検索してみても、「ニセ電話詐欺」で32件のヒットはあるものの、数点の広報用の配布物で「ニセ電話詐欺」という言葉が使われていたというだけです。 

県警の「『振り込め詐欺(恐喝)』」にご注意」のページを読んでみても、「今後は特殊詐欺のことを『ニセ電話詐欺』と呼ぶようにします」などといったことなど一切、書かれていません。

むしろよく読んでみると、愛知県警では、

「振り込め詐欺(恐喝)」と「それ以外の特殊詐欺」の総称として、「特殊詐欺」 

という用語を 今までどおり 用いることにしていることが分かります。 

 

「ニセ電話詐欺」をキーワードにしてグーグル検索もしてみましたが、その結果は、

茨城県警が平成26年7月1日から「ニセ電話詐欺」と呼ぶようにしたとか、福岡県警が「ニセ電話詐欺」という言葉を使っているようだ 

ということぐらいしか分かりました。

 

「ウィキペディアの「振り込め詐欺」の解説を読んでみると、特殊詐欺のことを、福岡県警と茨城県警が「ニセ電話詐欺」と呼んでいる一方、鹿児島県警は「うそ電話詐欺」と呼んでいるそうです。

鹿児島県警は、特殊詐欺を、確かに、「うそ電話詐欺」と呼んでます。 

あっ、山口県警も鹿児島に追随しています。

「ニセ電話詐欺」と「うそ電話詐欺」は、どちらが勝つのでしょう。

戦国時代のような様相を示しています。

 


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