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執事弁護士 [感想]

「悪韓論」の著者室谷克美氏 が、Voice2015年11月掲載記事を 「『金持ちは無罪』の国韓国 Voice S[kindle版]」として出版しているのを見つけました。紙の本だと15頁ほどの量なので、暇つぶしに読んでみることにしました。
   
 
韓国では政権が交替のたびに 数百万人規模の恩赦を行われていて、朴現大統領も 290万人規模の恩赦を行っているだとか、首相候補者の辞退で問題となった「前官礼遇」とか、「有銭無罪」だとかに触れていて、お隣の国の司法や恩赦について知らない知見を得ることができ 参考になります。 
 
 
韓国での 最近の話題の一つが 「執事弁護士」 だそうです。
    
その執事弁護士は、
 
「拘置所を訪れ、弁護士の接見権を振りかざし、対象人物を接見室どころか、エアコンが効いた弁護士控室に連れ出す(きっ拘置所の職員もたっぷり貰っているのだろう)。対象人物はソファーでくつろぎ、弁護士が持参したおやつを食べ、たばかを吸い、弁護士のスマホで外部と連絡する。一説によると、執事弁護士の時給は三〇万ウォン。「その程度でいいなら」と、一日十時間も"接見”している例があるという。」(文中からそのまま引用)
   
ような振舞いをしている、依頼者から高額な報酬を得て、執事のようにかしずいている弁護士のことを言うのだそうです。 
       
    
 
アクリル板の仕切りがある接見室でしか接見が許されない日本と比べると、
  
秘密交通権が手厚く保障されているとは言えそうです。
    
その点についてだけは羨ましいですね。
                            
   
中央日報に「執事弁護士」に関しての記事を見つけましたが、記事の掲載日をよく見てみると「2003年12月23日」と10年以上前のものです。「執事弁護士」は最近、初めて問題とされるようになったわけではないようです。 
  
   
 昨年(2015年)7月21日にも執事弁護士10人の摘発があったようです。別世界の話だと ずっと言えるといいですね。
 
         



「金持ちは無罪」の韓国 Voice S

「金持ちは無罪」の韓国 Voice S

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2015/10/27
  • メディア: Kindle版
 
 
 
 
 
 


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