13日の特区民間有識者議員らの記者会見の扱い [驚き]
加計学園による今治市での獣医学部の新設問題について、国家戦略特区諮問会議の八田達夫、竹中平蔵ら民間有識者議員らが13日(火)夜に総理府で記者会見がされました。
記者会見では「総理の意向」によってゆがめられたなどということはないと民間議員らは明確に述べ、記者との質疑も時間を十分に取り、記者の勉強不足な質問にも丁寧に応答がされています( FNNslineがYoutubeu 投稿している「(全録)加計学園・獣医学部新設 有識者が会見 その1」「(全録)加計学園・獣医学部新設 有識者が会見 その2」の各動画参照。「その2」を見るだけで十分ではないかと思います。)。
産経ニュースの「『政策判断と決定プロセスはすべて正当』 国家戦略特区諮問会議民間議員が会見」の記事が配信されたのは 「2017.6.13 22:31」です。
13時夜の記者会見は 午後10時30分頃には終わっていますので、記者会見の記事は 翌日14日(水)朝刊の締め切りには十分間に合っているはずです。
でも私が翌朝(14日(水)の朝)に、目を通した中日新聞朝刊には、その記者会見の記事が載っていませんでした。
流石に、夕刊には載るだろうと思っていましたが、14日(水)の夕刊にも、15日(木)の朝刊にも、記者会見の記事はありません。
「中日新聞の記者が記者会見場に出向かなかった」としても、共同通信社からの記事の配信はあるはずです(共同通信2017年6月14日)「『ゆがめられた事実ない』 国家戦略特区の議員会見」参照)。
そんなことおよそ考えられないことですが、報道しないかのようです。
雑誌記事横断検索で、朝日、読売、毎日、産経の4紙、時事通信、共同通信の通信社、中日と東京が、13日夜の国家戦略特区諮問会議民間有識者議員らの記者会見について、いつ、どのように報じているのかを確認してみました。
「特区 、諮問会議、八田」をキーワード、検索期間を「最近1週間分」として検索してみたところ、朝日、読売、毎日、産経は、14日(木)の朝刊に記事を掲載していることが確認できました。時事通信と共同通信も記事のこの記者会見を記事として配信していることが確認できました。
ちなみに、朝日は「『判断ゆがまず』でも『最後は政治判断』 諮問会議議員 加計問題」、読売は「加計問題 学部新設決定『正当』 特区諮問会議 民会議員5人が反論」」、毎日は「岡山・加計学園: 獣医学部新設計画 特区WG座長、首相介入否定」、産経は「獣医学部新設『正当なプロセス』」ないし「戦略特区『正当なプロセス』」という題名の記事した。
しかし驚いたことに、中日新聞、東京新聞の記事検索の結果は 0件 というものでした(下図は新聞雑誌記事横断検索の「検索結果画面」をキャプチャーしたもの。)。
何と本当に、中日新聞は13日夜の国家戦略特区諮問会議の民間有識者議員らの記者会見を一切、報じていないことが確認できます。
これ、結構すごくないですか。名古屋の人間は結構、13日夜の記者会見があったこと自体知らなかったりするかも。
コメント 0