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「ニセ電話詐欺」、一人気を吐く中日新聞 [感想]

愛知県瀬戸市の80代の一人暮らしの無職女性が、特殊詐欺で1億5400万円をだまし取られたとのニュースが報じられていました。地元中日新聞の記事は「ニセ電話詐欺で1億5400万円被害 瀬戸の80代女性」という見出しでした。

見出しに出てくる、「瀬戸」、「ニセ電話詐欺」をキーワードにして、グーグルでニュース検索をすると、中日新聞の記事しか出てきません。他紙や他局はどうしたのだろうかということになっていますが、これは中日新聞が使っている「ニセ電話詐欺」という用語の使用が特殊で、他紙や他局は「ニセ電話詐欺」ではなく「特殊詐欺」という用語を使っているためです。「ニセ電話詐欺」では検索結果としてヒットしないからです。


愛知県警は5年ほど前に、オレオレ詐欺に代表される「特殊詐欺」のことを、特に「ニセ電話詐欺」と命名しましたが、愛知県警が命名した「ニセ電話詐欺」という用語を中日新聞は使い続けています。

「ニセ電話詐欺」という用語を使っているのは愛知県警だけではありませんが、使っているのは茨城県警、岐阜県警、福岡県警、佐賀県警、長崎県警ぐらいのもので、少数派です。


  ところで、愛知県警は最近、ホームページをリニューアルしましたが、リニューアルしたホームページ上には、「ニセ電話詐欺」がどのような詐欺のことを言うのか、その説明をしているページが見つけることができません。

そればかりではありません。ホームページの検索窓に、「ニセ電話詐欺」と入力して、表示された検索結果がコレになりますが、「詐欺」つながりで「特殊詐欺」が検索結果として最上位に出てきてしまいます。

「ニセ電話詐欺」という用語を使うこと自体を止めにすることにしたようです。


大元が使うのを止めようとしているのですから、中日新聞も「ニセ電話詐欺」なんて使うのやめたらどうなんでしょう。


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