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あいトリの国庫補助金 [報告]

  今日は愛知県庁の県民文化局文化部文化芸術家国際芸術祭推進室調整グループから午後4時30分に、「2019年度あいちトリエンナーレ実行委員会収入内訳」(A4×1枚)、あいちトリエンナーレの「平成29年度財務諸表」「2018年度財務諸表」(計A4×14枚)の各文書を開示していただきました。

  開示請求したのは今月19日なので素早い開示に驚いています。

あいちトリエンナーレの「平成29年度財務諸表」「2018年度財務諸表」は、年度ごとの決算の内容を知りたいという要望を伝え、開示していただきましたが、こちらは次回以降に触れさせていただくこととします。

   

   今日は「2019年度あいちトリエンナーレ実行委員会収入内訳」についてです。



「1月18日に開示していただいた「2019年度財務諸表」の8頁目にある「愛知県及び名古屋市の負担金及び繰越金について」「(2019年度 財務諸表.pdf参照)と2019年の負担金収入の内訳は、名古屋市は予算額も決算額も 171,024,000円と変わらずですが、愛知県の負担金は予算額652,222,000円が、決算額では600,755,757円に 51,466,243円減少しています。愛知県の負担金が5100万円減少していることが分かる文書の開示をお願いしたい」と要求させていただいて、開示いただいたのがこの「2019年度あいちトリエンナーレ実行委員会収入内訳」ということになります。

収入内訳表.jpg


  内訳を引用させていただきましたが、この表が意味するところは、愛知県負担金のうち、協賛金が、予算額12,149,000円が、決算額では11,063,757円に  100万円減少している。

  国庫補助金等は、文化資源活用事業費補助金が予算額100,000,000円が、決算額では66,619000円に 3300万円減少。文化芸術創造拠点形成事業費補助金が、予算額16,000,000円が決算額では0円に、1600万円減少。団体助成金が、予算額11,000,000円が、決算額では10,000,000円に、100万円減少しているということです。

 

この表の内容で、私が十分に理解できていない点がありますが、それを列挙します。

  それはまず、収入区分として「3 広告・協賛金収入」という区分があるのに、「2 負担金収入」の区分の「愛知県負担金」の内訳に「協賛金」があるという点です。

2019(令和元)年8月16日に開催された「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会第1回会議の「議事概要」に添付されているあいちトリエンナーレ実行委員会が作成していると思われる資料である「9 「あいちトリエンナーレ2019」総事業費」では、収入区分は「負担金収入」と「事業収入」の2区分分け、「協賛金」は「事業収入」中の「助成金・協賛金等収入」に区分していました。どうして「協賛金」の区分が変更しているのでしょう。

この点は新たに開示請求でしょうか。   事業収入の協賛金の方は(広告料が増額していることが理由なのかも知れませんが)2000万円増えているのに、愛知県の負担金の方の協賛金は100万円減少していることです。

   次に、「文化資源活用事業費補助金」の、100,000,000円から66,619000円への減額は、名古屋市が公表している「資料5  平成31年度文化資源活用事業費補助金関連…名古屋市」を読んでみると、下表に記した、84,748,393円の費用が不交付理由に該当するとして申請を減額したことによることが分かります。



  不交付理由に係る経緯84,748,393円.png

   なぜ、名古屋市の同意なく、愛知県が勝手に減額申請をした結果を前提に、負担金の支払いに応じなければならないことになるのか理解できませんでした。

 

   この辺りになってくると、私の能力を超えますので、この辺りにやめておきます。


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