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請求代表者の押印を欠く委任状 (5) [調査]

   「直接代表者の押印を欠く委任状」のテーマは、長くなりすぎたので あと2回でひとまずお終いにします。


   今回は 名古屋市中川区選挙管理委員会(「中川区顕官」と略します)に関し愛知県選挙管理委員官(「愛知県選管」と略します)から開示を受けた残りの行政文書について触れます。


   それは リコールの会が 中川区選管に仮提出している署名簿の閲覧請求をした、同会の請求代表者に関する愛知県選管への報告メールと添付ファイルとなります。

昨年11月25日付けの件名が「愛知県知事解職請求代表者(         )から提出された要望書について【中川区】」と題するメール本文と「請求代表者          要望書(R2.11.25).pdf」の A4×各1枚

のものでした。


メールの内容は、

①  午後0時30分に、請求代表者          が来て、署名簿の閲覧とあわせて、要望書を提出した。

➁  請求代表者は、閲覧後、警察署に向かうと言っていた。

ということです。

   中川区選管から愛知県選管宛のメールが発信されたのは午後1時50分ですが、閲覧は午後1時50分までに終わっていたのかどうかは、メール本文からははっきりしません。


  しかし、閲覧対象物の物量は、署名簿が444冊、署名数は18,408筆というものでした。閉庁時間の午後5時15分までに全ての署名簿の署名に目を通すことなど できそうにはありません。

   直接請求者の方は、約6割の不正と述べられているのではないかと思いますが、「6割」とどうして判定しえたのでしょうか。

(なお、中川区選管から愛知県選管への署名簿閲覧に関しての連絡は一回切りです。したがって別の機会にも見てるから分かったんだということはありません。)


  念のため、中川区選管が、愛知県選管に閲覧に関し、なぜ連絡をしているかを説明しておきますが、それは愛知県選管が県下の市町村選管に令和2年11月25日に「【愛知県選管】愛知県知事解職請求に係る署名簿の閲覧について(R2.11.25事務連絡)」と題する メールを送り、仮提出された署名簿の閲覧請求があった場合には愛知県選管に報告するよう求めていたからです(開示通知書参照)。




  中川区選管だけでなく、興味があった複数の選挙管理委員会が愛知県選管に送付した署名簿閲覧に関する文書の開示請求をしてみましたが、江南市が興味深いことに気付きました。

というのは、江南市の署名簿の閲覧請求は、




の2回であったことです。1回目の令和2年11月10日は、署名簿の仮提出が11月4日(水)でしたら、それから1週間も経っていないことになります。


  江南市はノーマークでしたが、ホットスポット の可能性が大であることが分かります。


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会証

お疲れ様です

中川区提出の要望書、日本語文章が綺麗ですね
失礼ながら、リコール関係者でこういうわりと綺麗めの文章を書ける人もいるんだ、と思ってしまいました

さておき、江南は中川区の請求代表者が見に行った事になってますね(Twitterやら Facebookやら)
一方で豊田の請求代表者は確認していないことになってます(これもFacebookやらから)

最初の時期もですが、2回訪れていて、2回目までがかなり時期が空いているのも少し気にかかりですね

さらに江南のフレーズで少し引っ掛かる事があり、ザクッと見てみましたが、選管でのナンバリング作業において、人がいないだ入れられるなと言われただの一悶着があった地区でした
その点でも確かにホットスポットかもしれません


話は逸れますが、愛知県選管の事務執行資料とq&aを読んでいると、仮提出された署名簿は、1枚毎に選管受領印を押すのでしょうかね?
それを押すタイミングは、仮提出受領証発行後に選管内部で行われるとすれば、後日の請求代表者確認時には、受領印を押された署名簿を閲覧してるんでしょうかね?
少し気にかかった事項です。参考まで
by 会証 (2021-08-15 23:36) 

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