高浜市、弥富市、大治町 の 報告メールと署名簿点検票 [情報提供]
今回は、署名が有効と認められない署名の比率 が ワースト1の 高浜市選管 、2番手の 弥富市選管、3番手の 大治町選管 の3選管について、それぞれの選管が 愛知県選管に送信した報告メール と「署名総数計算票及び署名簿点検票」を掲載します。
各選管ごとの、署名者数、有効と認められない署名者の比率については 選管毎の無効率.xlsx を参考にして下さい。
まずは簡単に整理しておきますが、愛知県選管公表の「署名調査の概況」によると、
高浜市 署名者数 3,682 人、有効と認められない署名の比率が 93.24%
弥富市 署名者数 3,618 人、 92.32 %
大治町 署名者数 1,965 人、 91.65 %
ということでした。
いずれの選管も、仮提出された署名のうち 9割以上が有効とは認められないとの判定を受けています。
1 高浜市
(開示を受けたのは 2.66MBの PDFファイル 1ファイル)
提出時 署名簿冊数 900 冊、 署名者数 2,500人
受理時 署名簿冊数 1,195冊、 署名者数 3,682人
2 弥富市
(開示を受けたのは 2.54MBの PDFファイル 1ファイル)
提出時の966冊は変更していないが、署名者数がなぜ空欄なのでしょう。
こちらも 342冊程度しかないのに、署名者数がなぜ空欄なのでしょう。
署名者数は 1,965人 ぽっちです。
2021-12-07 14:29
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コメント(2)
記者会見でもこの高浜はおかしいと言っていましたね。
冊番号は全て1〜で600からはありえないです。
TVで、佐賀のアルバイトの人が高浜市のを600枚書いた時証言していました。
仮に、正規の署名を抜いて入れ替えたとしたら、無効率がupしてもおかしくないですね。
by yuyu (2021-12-07 19:52)
yuyuさん、投稿ありがとう。
佐賀のアルバイトの人が、高浜市の署名簿を600枚書いたというテレビ番組を見ていないのに何とも言えませんが、600枚の署名簿は、何れも、7人の署名者を連記したものだとすると、その偽造分だけで、署名者数は 4,200人です。
点検票をざっと見てみると、最初から70頁までは、署名者1人の署名簿のようで、残りが複数人の署名者がいる簿冊のようです。
1人書き以外の署名簿には7人の署名が記されているとして おおまかに計算してみると、簿冊数は全部で1,195冊なので、
1人×10冊×70枚+ 7人×(,1195冊-700冊)冊=4,165人となります。
愛知県選管が公表している高浜市の署名者数3,682人で、4,165人は署名者が500人ほど多いことになります。
佐賀産の署名簿があったとしても、その上限数は 495冊でしかありえません。また、7人の署名がされていないものを省くと、佐賀産ではないものが相当あることになります。
「正規の署名を抜いて入れ替えたとしたら、無効率がアップしてもおかしくないのではないか」とのご意見をいただきましたが、正規の署名簿を行いて入れ替えがあれば、無効率がアップするとは必ずしも言えないのではないでしょうか。
極端なことを言えば、正規の署名の記載がある署名簿を全数抜き取り、無効な署名簿を提出すれば、提出された署名は全て無効な署名であり、有効と認められない署名数は100%となります。正規の署名を抜いて入れ替えることと、無効率の増減は関係がないと理解します。
私が関心を持ったことは、愛知県選管が有効と認められると判定している署名は 249人分ということになります。
700人分の署名は、署名者一人だけの記載がある者です。451人分は有効と認められないと判定、他方、249人分は有効と認めれると判定しているわけではありません。
署名者が7人連記されていて、同じ人の筆跡だと言うものであれば、7人の署名は全て無効と判定することは容易だろうとは思いますが、一人書きの署名簿を同一人が署名していると判定したのかという点です。
何か符牒でも記されていれば、それを基準に判定も可能ではないかと思うのですが、それがない場合、どうやって判定しているのだろうかと思いました。
by tomo-law (2021-12-08 12:49)