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最高裁の裏金裁判 [感想]

元裁判官の生田暉雄弁護士が

原告代理人となっている、国を被告とした民事訴訟が、

東京地裁で、審理中であることを知りました(三上英次氏のJanJanBlogの先月19日の記事「財布の中まで身体検査! 〈最高裁・裏金裁判〉 次回11月12日」 )。

訴訟は、今年9月27日が第1回口頭弁論期日、11月12日がその第2回。

そして、今日、12月10日が判決言渡期日だったようです

(日々坦々ブログ「最高裁の裏金:「日本国民は、犯罪者集団に裁かれているのです」 by 生田暉雄 (元高裁判事)」)。

生田弁護士は、これまでにも、

「最高裁による各裁判官の昇給や転勤などの人事評価基準を情報開示せよと」いう内容の公文書公開拒否処分取消訴訟を提起したり、

最高裁長官などを不法行為で訴えている民事訴訟

の原告代理人となったりして、

最高裁の裏金疑惑の追及や、最高裁による裁判官統制を告発されたりしています。

今回は、

裁判官の人事異動や、裁判所の予算を明らかにしないことが違法だということを主張されている

国賠訴訟のようですが、

今までとは違って、

今回の裁判では、生田弁護士の主張に賛同する100名が原告として名を連ねている

ということ点がこれまではとは明らかに違います。

生田弁護士の考えに賛同する人が、目に見えて増えています。

今回の生田弁護士の訴訟では、裁判所の過剰警備がやり玉に挙げられています。

それは、

なぜ、8席分しか一般傍聴用の席を確保できないような法廷を使うのか

とか、 

入廷に際し、荷物検査や、金属探知機での検査をする必要があるのか

等です(例えば、天木直人氏の10月6日のブログ「大手メディアが決して報じない最高裁裏金疑惑裁判」)。

警備の都合としては、小さい法廷の方が警備しやすいので、座席数が38席の法廷を使うことにしたのでしょうが、

一般傍聴の傍聴席が8席しか確保しないなんて、その感覚の鈍さには驚きます。

そんなことをすれば、

「一般傍聴者を締め出すためだ」

と言われてしまうでしょうが。