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ヨドバシカメラが書籍のインターネット通販に参入 [いいぞ]

ヨドバシカメラが、来年2月から書籍のインターネット通販に参入するそうです(昨日29日の日経新聞電子版の記事「書籍、無料で当日配送  ヨドバシがネット通販」) 。

首都圏のほかに、札幌、仙台、新潟、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡などの主要都市と周辺では、当日無料配送サービスを行うということだそうです。

ヨドバシカメラは、記事の中で、

自社の書籍のインターネット通販サービスの強みについて、

「中古を含む約600万タイトルの国内書籍を扱うアマゾンは当日無料配送を年会費を支払った会員に限定している。

ヨドバシは既存の物流網で対応できる当日無料配送が強みになると判断した。」

と言っています。

確かに、アマゾンの場合、当日無料配送ではありません(amazonのホームページ「配送料無料 - 便利な配送サービスについて」)。

ですが、名古屋に住んでいる私の場合、在庫がありさえすれば、

翌日には、ほぼ間違いなく、本は届けられます。

ですので、「当日無料配送」がされているのと、実際は一緒です。

ヨドバシカメラは、

「当日無料配送」が、アマゾンに優位する自社の強みだ、

と言ってますが、私には、少なくともそれが強みだとは思えません。

私は、ヨドバシカメラの強みは、

書籍も他の商品と同様に販売価格の数%のポイントを顧客に付与(する)

という点にあると思っています。

つまり、

書籍の値引販売

という強みです。

私がアマゾンに不満を持っているのが、この点にあるのですから。

でも、もし、ヨドバシカメラが、   

「他から買うより ポイント値引分だけ、安く本が買えるよ」

などと宣伝なんてしようものなら、

再販制度との関係から袋叩きに遭うことは目に見えています。

そのため、本当の強みが何なのかが分かっていても、分からないふりなのでしょうか。 

それは日経の記者や編集者も同じなんでしょうね。

実は私、ヨドバシドットコムに既に会員登録し、何回か物品購入をしているユーザーです。

ヨドバシドットコムでの  

ネットでの商品説明は貧弱というか、不十分なのですが、

取扱商品いが幅広いことに加え、

これが一番重要なのですが、10%のポイントを付けてくれるので、

商品説明は他でチェックして、ヨドバシで注文という、セコい使い方をしたりしています。

ヨドバシカメラが、書籍にポイントを付与してくれるのであれば、間違いなく、アマゾンからは乗り換えということになりそうです。