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旭化成建材が横浜市に調査報告書を提出 [報告]

傾斜した、横浜市都筑区のマンション 「パークシティー LaLa  横浜」の杭打ち施工をした

旭化成建材 

が、横浜市に 昨日(平成28年9月30日)、調査報告書を提出したということだそうです。

旭化成建材が横浜市に提出した調査報告書は、全 8 ページのものだ、杭が未達であった原因や、データ改ざんの原因などについて記載がされているとのことです(日本経済新聞 地域経済 2016年10月1日「横浜市に報告書提出 旭化成建材、杭打ち問題で」)。 

 

その報告書に目を通してみたいところですが、残念なことに、東京新聞によると、

「具体的な内容は非公表。

市は、事業主の三井不動産レジデンシャルと元請けの三井住友建設にも同様の調査報告を十月末までに求めている。三社の報告書がそろってから内容を検証し、建築基準法違反の有無を確認した上で、内容を公表する方針。」

ということだそうなので、目を通すことは叶わないようです(東京新聞2016年10月1日「都筑区傾斜マンション  旭化成から調査報告書」)。

でも、11月まで待てば、

「14mの杭を どうやって 16m打設したのか」も 分かることになるわけなので、あと少しの辛抱です(なお、14mの杭云々については、5月12日のブログ「14mの杭を 16m打ち込む、8月27日のブログ「横浜の傾斜マンションに関し是正勧告」を各参照してみて下さい。)。

 

旭化成建材が 横浜市から いつ、どのような理由で、杭打ちの報告を指示されることになったのかが、いまいち 理解できていませんでしたが、

日本経済新聞電子版2016年5月26日「マンション傾斜、旭化成建材に報告指示 横浜市」によると、

「横浜市は 販売元の三井不動産レジデンシャルと施工元請けの三井住友建設に対し、原因究明を求めていたが、今年4月下旬に、両社から『施工者から回答を得られない』などとの報告があったため、旭化成建材への直接指示に切り替えた。

横浜市は、今年5月26日に、杭打ち施工者の旭化成建材に対し、データを改ざんした原因などについて、6月30日までに報告するよう指示した。」

ということです。 

三井不動産レジデンシャルと三井住友建設は、杭打ちをした旭化成建材から回答がないので、杭打ちのデータ改ざんなどの原因について報告できないと、横浜市に言うため、杭打ちデータの改ざんなどの原因報告を 旭化成建材にさせた ということとなるようです。

なぜ、この記事を読みとばしていたのだろうか。