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傾斜マンションの報告は早くて来年春以降だそうだ [あきれた]

他の全国紙の検索では見当たりませんでしたが、日経電子版の検索窓に 「 横浜  傾斜  マンション 」と入れて検索してみたところ、
先月の10月29日付地域経済版で 「傾斜マンション原因報告、5回目の延期 早くて来春以降に」との記事が報じられていることが分かりました。
                      

記事の内容は、

販売会社の三井不動産レジデンシャルと施工元請けの三井住友建設が 28日に 横浜市に対し、杭(くい)施工時のセメント量データの改ざん原因などについての調査結果報告を延期すると伝えてきた

というものです。

検証に必要な試料が現時点でも採取できていないこと

を延期の理由としているとのことです。

報告が遅れている要因の一つが、杭を支える「根固め部」の調査で、十分な試料が採取できていないことだ。規定通りの長さの試料が取れず、適切な安全性検証も実施できていない。今後、改めて調査計画を立案する。

ということだそうで、5回目の今回の延期で両社が設定した再提出期限が今月 11月30日だそうですが、11月30日の時点では、調査計画が確定するにすぎないそうで、6回目の延期は不可避だということです。

 

施工者である旭化成建材からの報告を得られないというのが元々、報告が遅れるということだったのではなかったのではないでしょうか。 

 

こういう返答でも許されるようであるなら、建築基準法第12条第5項 に基づいた報告の徴求など 形無しですね。