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大阪では 何かが終わった模様 [検討]

大阪手形交換所では手形の決裁高が、平成30年7月は前年同月比87.0%減、8月は前年同月比91.5%減 と急減しています(大阪手形交換所のホームページ、「大阪・全国手形交換所統計」、「大阪手形交換所手形交換高等速報」)。

平成28年3月から交換高(金額)の比率が急増し、2年余り、全国の手形交換高の5割を占めていましたが、本年5月から交換高が急減しており、5、6月の交換高(金額)は全国の3割に、7月は 1割(11.5%) となっています。


対全国比.jpg


  



東京商工リサーチの2018年4月17日付「2017年「手形・でんさい」動向調査」には、

「2016年は特別目的会社(SPC)の活用で急増したとみられるが詳細は判明しない。」

と書いていましたが、「詳細は判明しない」だそうです。

これでは大阪手形交換所で手形交換高(金額)が急増している理由が解明されたとは とてもですが言えません。


手形交換高の急減は、手形1枚の手形交換額が2000万円台から200万円へと戻ったからのようですが(下図参照)、SPC とはどう繋がっているのでしょう。


 

2年あまり、大阪手形交換所の手形交換高が急増していた理由も分からずじまいのうちに、元に戻ってしまったようです。

大阪では何かが終わったことは間違いなさそうですが、終わったのは何なんでしょう。


1枚当り交換高.jpg






(関連ブログ  2017年3月17日「大阪手形交換所の手形交換額がなぜか急増


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