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健康な老人 [感想]

新型コロナウィルス感染者と接触した人を「健康観察対象者」と呼ぶのだそうですが、名古屋市には健康観察対象者が500人以上いることだけは公表されているようです(FNNPRIME2020年2月26日 「“夫妻1組”から雪だるま式に…新型コロナ『健康観察対象者』名古屋が500人以上と突出 感染者との接触者」)。

それ以上の詳細は不明ですが、私が耳にした風評は、「健康観察対象者500人は、すべて感染者が利用した〇〇区のスポーツクラブの利用者だ」というものでした。


報道統制も余所では話しが違うのでしょうか。

東京新聞が「市川保健所が市川市内のスポーツクラブを利用した600人に通知を送った」との記事(「新型コロナ 濃厚接触者600人に通知 スポーツクラブ 感染者利用」)を報じています。


客観的な事実は、報道を統制することなく、可能な限り公表すべきと私は考えます。

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使用された形跡はなかったという [検討]

警察官が拳銃をトイレに置き忘れてしまう事件が多発しているようです(「警察官」「トイレ」「拳銃」でのGoogle検索結果参照)。

どうしたら帯革を置き忘れてしまうんだろうと不思議なのですが、実際起きているわけです。激務のため、トイレで熟睡し、寝ぼけて起こしてしまうということなのでしょうか。

警察官がトイレに拳銃を忘れたとの事件報道では、必ず、「拳銃が使用された形跡はなかった(という)」との表現が記事の中に盛り込まれています。記者クラブの記者は、書けと命じられてもいるのかもしれません。


閑話休題。

愛知県警が、先月17日にコンビニのトイレに実弾入りの拳銃を置き忘れた愛知県警機動捜査隊巡査長が戒告処分を受けたことが今朝、報道していました。

この事件について、先月18日に、ZIP!の途中で流れた、中京テレビのローカルニュースでは、「ポーチに入れた拳銃」を置き渡したと言っていました。 

警察官が実弾入り拳銃、コンビニトイレ置き忘れ 愛知・岡崎市 : 中京テレビNEWS .png


ところが同じ日の中日新聞の記事(ネットも同じ)では「「コンビニの男性トイレ個室で拳銃入れをベルトから外し、小物置きの上に置き忘れたまま店外に出た。」となっていました。

ポーチに入れた拳銃をポーチごと置き忘れたのではなくて、「拳銃入れをベルトから外し、」それを置き忘れたということでした。


その結果ですが、今朝の中日新聞では

「コンビニの男性トイレ個室で拳銃入れをベルトから外し、棚の上に置き忘れたまま店外に出た。」となっていて、先月18日の報道と同じでした。


他社はどうかですが、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、日経新聞では記事になっていないようです(と言うか、検索しても記事が出てきません。)。

テレビの方は、東海テレビは「ポーチに入った実弾入り拳銃」(2020年2月14日「実弾入りの拳銃をコンビニトイレに置き忘れ… 巡査長を懲戒処分 愛知県警」)、名古屋テレビは(同日「コンビニのトイレに拳銃を置き忘れ…愛知県警の警察官に懲戒処分」)、CBC(同日「コンビニのトイレに拳銃を置き忘れ…愛知県警が巡査長を懲戒処分」)と、「ポーチに入った拳銃を紛失した」と報じています。


「拳銃入れをベルトから外し、棚の上に置き忘れた」と報じている中日新聞の記事は正確なのだろうかの疑問を持ちました。


  先月17日の事故報道における新聞報道を確認してみました。

産経新聞は「ケースに入れた拳銃1丁をトイレットペーパーのホルダーの上に置き忘れた」(2020年1月17日「コンビニに拳銃置き忘れ 愛知県警の男性巡査長」)、京都新聞(共同通信が配信したものだと思われます。)は「ケースに入れた拳銃1丁をトイレットペーパーのホルダーの上に置き忘れた」(同日「コンビニに拳銃置き忘れ 愛知県警の男性巡査長」という記事が散見できます。朝日、毎日、日経新聞の記事は見当たりません。

新聞雑誌記事横断検索で「拳銃」「愛知」をキーワード、期間を「20200117~20200118」としてで検索したところ、読売新聞中部版と東京版で報じていることが分かりました。

読売新聞の2020年1月18日中部朝刊31頁「愛知県警巡査長 拳銃置き忘れ=中部」を確認してみたところ、「発表によると、巡査長は17日午前9時頃、捜査中に立ち寄った同店でトイレを使った際、腰に着けていた拳銃をケースごと外し、そのまま置き忘れたという。拳銃に装填(そうてん)されていた実弾はそのまま残っていた。」となっています。


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