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新型コロナと交通事故死者数 [感想]

 昨夜、NHKニュースで、新型コロナウイルスの影響で、車の交通量が減り、全国で事故が大幅に減る一方、都市部での死亡事故が増えているとのニュースが流れていました(NHK/NEWSWEB令和2年5月10日「車の交通量減り事故減少も都市部で死亡事故増加 新型コロナ」)。

愛知県ではゴールデンウィーク中、2日に1人の方が交通事故で亡くなっていました。昨年は交通事故死者数ワーストから脱するため、愛知県警が熱心な交通取締りを連日していた記憶ですが、今年はそれがありませんでした。交通課の警察官だけでなく、警察官を余り見なかったなあという感想です。


下表は、愛知県警が公表している交通事故日報(暫定数)を使い、令和2年5月10日時点における、交通事故死者数の上位10都道府県の死者数、前年同日と対比させた死者数の増減数と増減率、昨年の順位(上位5位まで)を整理したものとなります。

昨年ワーストであった千葉県の努力が目立ちます。令和2年5月10日時点で昨年よりマイナス17人、率として30.4%減となっています。

また、全国的には交通事故死者数は-61人となっています。

全国の交通事故死者数.jpg

NHKニュースでは、都市部での死亡事故が増えて、スピードを出しやすくなっていることが背景にあるとみられると報じていました。

しかし、千葉の交通事故死者数の大幅減少という状況を見る限りは、スピードを出しやすくなろうが、熱心な交通取締りで、交通事故死者数は減少させることは可能なのであろうという感想を持ちました。

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