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協賛金の大部分は、大口の寄付金だった [調査]

   あいトリの協賛金については、国庫支出金116百万円の内訳が分かった時点で、まとめて報告をするつもりでしたが、国庫金の内訳がよく掴めないため、再々度、調査を続行することになってしまいました。なので、ひとまずは、3月17日に愛知県から開示を受けた「協賛金」について 報告をさせてもらうことにしました。




「あいちトリエンナーレ2019年 平成31年度負担金収入について」は当初、予算額を計上したものになります。

備考欄では 協賛金について

協賛金扱い(         等寄付金)  12,149千円

                  から寄付金(2,000千円(半期見込み)×6(29-31年度分)= 12,000千円)+民間企業からの寄付金(149千円:見込み) 

と注記をしています。

   つまり、一人の大口の寄付者から 1200万円の寄付を当て込み、あとは小口が14万9千円を見込んでいるということになります。


   次の「2019年度 文化振興基金(協賛金)一覧」は、寄付者と寄付金額を一覧にしたもので、20人から計1106万3757円の協賛金を受け取ったということが書かれています。

  20人から協賛金があったと思ってしまいますが、ここには 1200万円の大口寄付者が紛れ込んでいるはずです。1番から6番までは比較的金額が高いので、1200万円の寄付者一人が散らして寄付しているのではないかと創造できます。

ところで、なぜ、協賛金の総額は1106万3737円であり、予算で見込んでいた 1214万9千円から100万円以上、下回ってしまったのでしょう。


  今年1月18日のブログ(あいちトリエンナーレ実行委員会 2019年度財務諸表、寄付金収入一覧等)で、開示を受けた2019年度 寄付金収入一覧.pdf2019年度 協賛金収入一覧(広告掲載).pdf2019年度 民間団体助成金収入一覧.pdf をブログに掲載していますが、協賛金とか、寄付金とか、振り分けているだけなのかも知れません。


2016年の際も、1200万円の大口寄付とかあったのでしょうか。対比してみると興味深いかもしれませんが、時間がありません。





今回の開示決定書:


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