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請求代表者の押印を欠く委任状(番外) [調査]

  名古屋市中川区役所に、「時間外に入庁した人の記録は付けていないでしょうか」と電話で聞いてみました。

総務課探勝者の方の返事は「職員以外の者が、開庁時間(午前8時45分から午後5時15分)外に、庁舎内に入る際には『時間外来庁者名簿』を書いてもらうことになっている」というものでした。


  「 時間外来庁者名簿」という帳簿があることが分かったので、令和2年11月4日から6日までの入退庁の記録の開示を受けました。

  開示を受けた名簿の

令和2年11月4日(水)の 入朝時間 19時15分、退庁時間 19時35分

の箇所が、リコール署名簿の仮提出時のものだと理解されます。

私は 午後9時頃の記載があると想像していましたので、なぜ午後7時15分に入庁し20分で出てきた記録しかないのか、あるべきだろうと思っていた記載がないことに不満ではありました。


  それはそれとして、名古屋市下の各区役所では「時間外来庁者名簿」を作成しているのだろうと想像し、港区役所の「時間外来庁者名簿」の開示請求を続けてしてみました。そうしたところ、港区役所の総務課から電話が掛かってきて、「ウチでは時間外来庁者名簿という帳簿は付けていません」という返事をいただきました。

ということは、「時間外来庁者名簿」の作成は、全市的な扱いではなく、中川区役所が独自に定めていることになります。なので、運用も緩いのかもしれません。



(加筆)2021年8月18日(水)午後1時5分


   名古屋市 港区役所 から行政文書非公開決定通知書が郵送されてきた。

通知書 は、実施機関を名古屋市長とした「時間外来庁者名簿」についてのものです。

「公開しさい理由」欄には、

港区役所において、時間外来庁者名簿は時間外に来庁があった際には作成することとしているものの、請求期間中に対象者がおらず、該当の文書が不存在であるため、非公開とします。

と書かれています。

   非公開(不開示)であることは 了解済みでしたが、電話では「『時間外来庁者名簿』は付けていない」という話だったのですが、「付けているが、対象者がいない」という 理由となっています。


10日の開示請求に、翌11日に非公開決定、18日に11日付決定通知書が届いたということになります。ちょっと変ですね。  ふーん。



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