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あいちトリエンナーレ2019 実績報告書 [困惑]

 愛知県は、文化庁から補助金不交付決定を令和元年9月に受けた後、一転、令和2年3月23日に 6616万9000和の補助金 交付決定 を受けていましたが、その「あいちトリエンナーレ2019 」に関して、愛知県が文化庁に提出している 実績報告書 の開示を受けました。

「平成31年度文化資源活用事業費補助金(日本博を契機とする文化資源コンテンツ創生事業)実績報告書書」がその文書となります。

   本来、この報告書が一等最初にブログ記事にしたいと思っていましたが、選管の記事を先行させてしまい、記事にするのが遅れてしまいました。


  共催者負担金 70,844,009 円は「名古屋市からの負担金」と「2-1」に書いてありますが、予算 69,816,511円から決算時に増額しているのか理由は不明です。

また、ところどころマスクがしてありますが、個人名や法人名だからではないようです。また、総額が分かっているのに各人の金額をマスクなどもしていますが、どういう基準でマスクをしているのかも不明です。


  愛知県が文化庁に令和元年4月25日に補助金申請をした際の 収支予算書 を参考に付けておきます。

事業収入の予算額について、令和元年4月25日のものと、令和2年3月23日のものとを対比させてみました。


(申請者負担額)

  248,494,717円→209,449,537円

(共催者等負担額)

  82,831,571円→69,816,511円

(寄付金・協賛金)

  71,400,000円→87,121,365円

(事業収入)

  125,787,000円→172,996,663円

というように変更しています。

令和元年4月25日の補助金申請の際の事業収入の予算額と、令和2年3月23日の事業収入の予算額では 類似性があるようには見えません。

令和2年3月23日の事業収入の予算額は、その時点には、既に「あいちトリエンナーレ2019」の収入の実績額がほぼ確定しているでしょうから、そのほぼ確定している実績額をもとに、事業収入の予算額を書き入れているのでしょうか。

令和2年3月23日の補助金申請の収入の予算額と、同年4月6日の決算額では数百万円単位での差異が生じていますが、それも作為なのかもと思いました。

 

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あいトリのあり方検証委員会の予算 (2) - 委員等へ支払われた報酬費等(確定額) [報告]

  今回は、あいちトリエンナーレ検証(検討)委員会の委員が行った、関係者のヒアリングに関し、委員会委員、ヒアリングを受けた者へ支払われた 報償費、旅費 についてです。


  結構時間を要しました。 ゴールデンウィーク空けの(令和3年) 5月6日に、愛知県の県民文化局文化部文化芸術課に対し、 

「あいちトリエンナーレのあり方検討委員会委員が、調査のために、津田大介氏ら関係者からヒアリングをした日時、当該委員に対し当該調査の報酬として支払った報酬額、支払日を明らかにする文書。」

の開示請求をしました。6月22日に一部開示があった後に、11月25日に残りの分、開示 を受けることができました。


   開示を受けた文書は 計 18通 の支出金調書というもので、誰に、何時、いかなる名目で、幾らを支払ったかを明らかにするもので、全部で 415頁 もありました。

委員会委員やヒアリング対象者への報償費は支払済みのものとなります。

  

  下表は、18通の支払金調書を、支出負担行為日が早い日の順、支出負担行為日が同じ日の場合は決裁番号が若い順という基準で、1から18 の連番を振して整理したものです。支出内容は「報償費」と「旅費」の2種類なので、分かりやすいように「報償費」のセルにはオレンジ色を付けてみました。

支出金調書.png

支出金調書.xlsx (上表のエクセルファイル)


     支出負担行為日       決裁番号





































              

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