小牧市 の 報告メールと署名簿点検票 [感想]
今回は 小牧市選管 です。
小牧市選管と言えば、請求代表者の署名簿閲覧こ関し、先々月の10月27日に記事(「閲覧 5分 - 小牧市選管の場合」)にしていた選管となりますが、すっかり忘れていました。
愛知県選管公表の「署名調査の概況」での、小牧市選管の 署名者数 と 有効と認められない署名の比率は次のとおりでした。
小牧市 署名者数 2,760 人 46.74 %
うち有効 1,470人
うち無効 1,290人
小牧市についても、愛知県選管の公表内容を見知ってはいましたが、有効の率が結構、高いなという感想しか持っていませんでした。
しかし、今回整理していて、「愛知県知事解職請求者署名者署名簿の仮提出について」に記載された、小牧市に仮提出された署名簿の簿冊の数が 1,624冊 であったことが分かり、俄然、小牧市の署名に対への評価が変わりました。
それだけではありません。当初、「300 冊」とされていた署名簿の数が、受理の段階では「1624 冊」となっており、5倍強増となっていることにも気付きました。これまでにも、これらの数については、目には触れていたのでしょうが、これまで気付きませんでした。
何かが起きたことは間違いなさそうです。
そういう観点から、今回開示を受けた 点検票の方を ざっと 確認してみました。
そうしたところ、署名者数が1人の署名簿が、
署名簿番号 1番 から 755 番 まで、
と
署名簿番号 1060番 から 1594 番 まで、
連番で提出されていることが分かりました。
その2つの連番の 署名者数が1人の署名簿は、合計で 1,290 冊(人)です。
この「1,290」という数字ですが、愛知県選管は、小牧市選管の署名数のうち、有効と認められないものが 1,290 筆 としていますが、たまたまの一致なのでしょうか。
小牧市選管で令和2年11月10日に署名簿を閲覧していった直接請求者がいますが、その人は選管職員に「不正署名はありませんでした」と行って帰っていったということですが、まともに署名簿を閲覧せずに5分で帰っていってしまったことと、何らか関連があるのかもしれない気がしてきました。
もしかしたら、有効な署名ばかりであることを知っていたので、すぐに帰ったのでないかという妄想が芽生えてきました。
豊根村、東栄町、設楽町、新城市 の 報告メールと署名簿点検票 [情報提供]
次は、無効率が 64位、62位、59位 の 豊根村、東栄町、設楽町 の3選管と、設楽町に隣接する 新城市選管を加えた、計4 選管について、選管が 愛知県選管に送信した報告メール と「署名総数計算票及び署名簿点検票」です。
(新城市 は無効率が 23位と比較的上位で、署名者数も3,000人超で、隣接する設楽町や東栄町、豊根村 とは状況が全く違っていますが、設楽町のとなりということで、豊根村、東栄町、設楽町のグループに混ぜてみました。)
愛知県選管公表の「署名調査の概況」での署名者数、有効と認められない署名の比率は、次のとおりです。
豊根村 署名者数 3 人 0.00 %
東栄町 署名者数 22 人 9.09 %
設楽町 署名者数 64 人 32.81 %
新城市 署名者数 3,369 人 86.02 %
(選管ごとの、署名者数、有効と認められない署名者の比率のランキングをお知りになりたい方は 選管毎の無効率.xlsx をご覧になってください。)
扶桑町選管 の 報告メールと署名簿点検票 - いよいよ出た [情報提供]
先ほど、愛知県選管から開示をけた32選管分の報告メールと署名簿点検票を もらってきました。
当初は本日の開示は 16選管分の開示が予定されていましたが、追加で、残っていた 16選管分 について開示してもらうことになりました。
こんな仕事を残して年越しなんて最悪でしょう 巻きを入れてくれたのだろうと思います。
ところで、話しは逸れますが、「巻きを入れる」という言葉。 私は よく使っているので、普通に使われている日常用語なのであろうと思っていたのですが、そうではなく、そんな言葉を使う人は 少数派だということです。頷いてくれていても、通じていないかもしれませんので、注意をしないといけません。)
さて本題ですが、32選管の報告メールと点検票を どのような順番でブログに掲載していこうかと考えつつ、まずは各選管が 愛知県選管に送った報告メールを、無効率が高い選管の順番で並び替えてみました。
その並び替えの結果は、扶桑町選管が一番目になりました。
扶桑町は 無効率 は 91.29 % で、仮提出があった県下64選管のうちで、ワースト5位です。
扶桑町選管の報告メールに目をとおしてみると、署名簿の仮提出について「11月4日午後9時55分に持参され、署名簿の数を確認しました。署名数の確認については明日行う予定です。」とメール本文に書かれています。
そのメールに添付されている「愛知県知事解職請求者署名簿の仮提出について」を見てみると、「署名簿を持参する者」の住所氏名が書かれているだけで、署名簿数 も 署名者の数も 全く記載がありません。
真っ白けで、これまでよく見かけた、概算の数字を殴り書きしたような記載すらありません。
次のメールを見ると、「11月5日午後5時25分に受理しましたので別添のとおり報告します。」と記載されていて、「愛知県知事解職請求者署名簿の仮提出について」が添付ファイルで付けられていますが、
「仮提出について」には、「1 署名簿数 622冊 」「署名簿 台1号から台622号まで」、「2 仮提出する署名簿の数 2056人」と記載されています。
扶桑町選管は最初のメールで「署名簿の数を確認しました」 と愛知県選管に報告しているのに、なぜ、署名簿を持参した者に 署名簿の数を記載させなかったのでしょう。興味深いですね。
そんなわけで、今回のブログ掲載の一番最初は扶桑町選管にしました。
愛知県選管公表の「署名調査の概況」における 扶桑町選管の 署名者数、有効と認められない署名の比率は、次のとおりです。
扶桑町選管 署名者数 2,056 人 91.29 %
(1,877人の署名が有効と認められないと判定)
また署名簿の冊数は、「愛知県知事解職請求者署名簿の仮提出について」のとおり、622冊 です。
(選管ごとの、署名者数、有効と認められない署名者の比率のランキングをお知りになりたい方は 選管毎の無効率.xlsx をご覧になってください。)