第4回、第5回 あいちトリエンナーレ検討委員会 [はてな?]
あいちトリエンナーレのあり方検討委員会の 第4回会議、第5回会議 の議事録が省略されているので 議事録を開示請求していましたが、今朝、開示を受けた文書をもらってきました。
第4回、第5回のあいちトリエンナーレのあり方検討委員会では、議事録が作成されていません。
なので、本来、私の開示請求に対しては、愛知県は不開示決定がなされてるべきであろうと思います。
とは言え、善意からだろうと思いますが、第4回会議に関しては、「第4回あいちトリエンナーレのあり方検討委員会( 開催結果概要 )」を議事録に変わるものとして開示してくれました。
その開催結果概要は A4×1枚の文書で、第4回会議を非公開としたこと、第一次提言について議論したこと、キュレーターと意見交換をしたことが記載されているだけです。
第5回会議の方も残念な結果でした。
愛知県が「あいちトリエンナー検証(検討)委員会」のページで既に公表している「第5回あいちトリエンナーレのあり方検討委員会(議事概要)」と、金井直委員の「『今後のあいちトリエンナーレへの期待』について」という感想文と、曽我部委員の「最終回コメント(今後のあいちトリエンナーレへの期待)」という感想文 をまとめたものを、「第5回あいちトリエンナーレのあり方検討委員会(議事概要)」という文書に しつらえて開示してくれました。
そのようなものならいらなかったですが。
今回の、第4回、第5回 あいちトリエンナーレあり方検討委員会に関して、私が 新たに愛知県から開示を受けた文書は、第4回の開催結果概要というA4×1枚の紙だけという 悲惨な結果ではありました。
とは言うものの、しかし、今月10日のブログ(「あいトリのあり方検証委員会の予算 (2) - 委員等へ支払われた報酬費等(確定額)」で掲載した「11 令和2年1月24日 (0246901)」の支出分が 令和2年1月23日の第4回会議に関する支出であることが分かっていますので、少ない情報から 事実を読み解くことが多少は可能です。
まず、 第4回会議については、上智大学国際教養学部教授である林道郎氏、参加アーティストの小田原のどか、加藤翼、村山悟郎の各氏に支出がされています。第4回会議の開催結果概要には、キュレーターとの意見交換を行ったと記載されています。
この二つの事実をつなぎ合わせると、上智大学国際教養学部教授である林道郎氏、参加アーティストの小田原のどか、加藤翼、村山悟郎の各氏に対する支出が、キュレーターとの意見交換に関してる支出であることが理解できます。
大学教授や参加アーティストが、キュレーターだったのかは知りませんけど。
同じように、支出から見ていくと、第5回会議が開催された令和2年3月24日に関しての支出が、
「17 令和2年3月30日 (0307101)」と「18 令和2年3月30日 (0307201)」であろうと想像することができます。
この第5回会議に関しての支出も極めて興味深い。
氏名欄にマスクがされているので、誰なのかを特定することができませんが、肩書が「南山大学教授」であると記載されています。
この南山大学供述に対し、愛知県からヒアリングに関しての報酬が支払われているようです。
ヒアリング1回当たり18,500円で、述べ6回(3回+3回)分の報酬が支払われているようです。あいちトリエンナーレ検討委員会の委員でない人が、ヒアリングを代行させて、委員が行ったとして扱うことなど許されないのではないかと思いますが、代行しているわけではないということなのでしょうか。
また、別の問題があります。ヒアリングの結果をどう委員の先生方と共有されているのでしょう。
確か、録音していてぽということだったではないでしたか。