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誰も 気にしない

 2019年の あいちトリエンナーレでは、愛知県は平成31(2019)年4月25日に文化庁から 事業の採択決定 後、同年(令和元(2019)年)9月26日に、補助金7829万円の全額について不交付決定 を受けています。


文化庁が愛知県に対して補助金を不交付とした理由については、なぜかしら、誰も問題としませんでした。


  文化庁が出した プレスリリース には、

補助金申請者である愛知県は,展覧会の開催に当たり,来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実を認識していたにもかかわらず,それらの事実を申告することなく採択の決定通知を受領した上,補助金交付申請書を提出し,その後の審査段階においても,文化庁から問合せを受けるまでそれらの事実を申告しませんでした。

と書かれていました。


 文化庁から愛知県への問合せであって、愛知県は文化庁に「展覧会の開催に当たり,来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実」を報告したということにになります。


展覧会の開催に当たり,来場者を含め展示会場の安全や事業の円滑な運営を脅かすような重大な事実」とは、企画自体のことなのでしょうか、それとも、具体的な作品のことを言っているのでしょうか。

突っ込んだ報道がないので、いまだに、私はよく分かっていません。

 



(ご参考)

1 2021年12月1日のブログ(「あいちトリエンナーレ2019 の 愛知県負担金額の変遷 (総まとめ) 」)

2 2021年6月28日のブログ(「文化庁から届いた開示文書(謎は深まる)」)


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