銀行預金の出金履歴 [豆知識]
昨年、相続案件の調査のため、銀行預金口座の出入金履歴を 何度も 取り寄せすることになりました。
どちらも10年分の普通預金の出入金履歴の手数料となりますが、
三井住友銀行 38,500円、
三菱UFJ銀行 39,600円
が掛かった手数料の金額です。
三井住友銀行の方は「5年以内の期間は明細1年分につき1,100円、5年超の期間分は明細1ヶ月分につき550円」という計算方法で算出した 預金入出金取引証明 手数料を支払うことになります。
10年分だと1,100円×5年分+550円×12ケ月×5年=38,500円 というわけです。
三菱UFJ銀行の方は「証明期間1ヵ月あたり300円(消費税除)」という計算方法で算出した「取引推移証明書発行手数料」を支払うことになります。
10年分だと、300円×12カ月×10年=36,000円で、これに消費税3,600円を足し、39,600円になります。
この手数料、(普通預金)口座一口座ごとに掛かります。
複数の口座も調べると 簡単に 手数料の金額は 10万円超え です。
調査費用を受任時に預かることは当然として、依頼者の負担を軽減するためにも、
調査する口座を選び履歴を取るとか、調査期間を短くして調査するとかしないといけません。