石井望・長崎純心大准教授(漢文学)の調査によって、尖閣諸島のひとつである大正島(たいしょうとう)について、明から琉球王朝へ1561年に派遣された使節、郭汝霖(かく・じょりん)が皇帝に提出した上奏文に「琉球」と明記されていたことが分かったということだそうだ(17日の産経ニュース「明の上奏文に「尖閣は琉球」と明記 中国主張の根拠崩れる」)。

近時、中国の学者や軍人が、「沖縄も中国だ」と言っているのが、耳に入って来るようになった。

今回の郭汝霖の上奏文の存在も、黙殺されてしまうのであろうか。