先週の土曜(2月1日)、

父親の遺体を「棺おけ」に入れて、横浜から香川県さぬき市まで トラックで運んだとして、母親と子が警察に現行犯逮捕された

というニュースの第一報が流れました。

ニュースに最初に接した際、「どうやって『棺おけ』を入手したのだろうか」との素朴な疑問を持ちました。

これについては、「棺」、「販売」をキーワードにしてグーグル検索し、すぐに疑問が解けました。

一言で言えば、「棺おけ」など、一般では入手が困難な品ではないということです。 

安いものなら 1万2000円ぐらいの値段で 入手が可能です。

私は「『棺おけ』は10万円くらいはするのだろう」と思っていましたが、これも間違いで、10万円とい金額は、葬儀屋さんに刷り込まれ、10万円という金額が一人歩きしていただけでした。

 

「棺おけ」などに日頃関心を寄せることなどありませんので、この機会に棺おけを販売する業者さんが売っている商品をいろいろ見比べてみると、

ワンタッチ組立式棺」と言った、場所も取らず、組立ても簡単にできる「棺おけ」もあることが分かり、新たな知見を広めることができました。

 

でもこんな話、大した話ではありません。

そのため、ネタとして温めておこうと思っていたのですが、

「母親が折り畳み式の棺おけを飛行機で運んだ」

という内容の事件の続報が流れてきました(毎日新聞2014年2月4日「死体遺棄:逮捕の母子、棺おけをネットで購入 計画的か」等)。

 

今度は、『「ワンタッチ組立式棺」であれば、飛行機の手荷物として機内に持ち込めるのだろうか?」との疑問が湧いてきました。

ワンタッチ組立式棺の サイズ を調べてみると、

Mだと、長さ186センチ×巾55センチ×高さ46センチ、

L だと、長さ190センチ×巾55センチ×高さ46センチ、

ということだそうです。

ただ、高さの46センチというのは、組立前後の写真を見る限りでは、組立後の高さのことを言っているようです。

組立前ですと、棺おけの高さは15~20センチ見当ではないかと思われます。

 

いずれによせ、このサイズですと、

どの航空会社も、機内持ち込みの手荷物として機内に持ち込むことはできません。

飛行機の貨物室に空きがあれば、貨物室に入れて運んでくれるということになります(例として、全日空のホームページ「手荷物について」参照)。 

 

組立式棺おけであれば、サーフボードを2枚重ねした程度の サイズ(厚さ)にしかならない ので、

母親が運んでいても、異様な雰囲気を醸し出してはいなかったのかも知れないような気がします。 

 

(追加)

グーグル検索では、「アマゾン」の名前が出てこなかったため、ブログを書いている時には気付きませんでしたが、

当然と言えば、当然なのですが、アマゾンも ホーム&キッチンのジャンルで「棺おけ」を販売していることが分かりました。

では、楽天ではどうだろうと思って、楽天のホームページで、「棺」、「柩」をキーワードにして検索をしてみました。

結果は、ペット様の「棺おけ」を売っているショップはあるが、人間の「棺おけ」を売っているショップは楽天にはないということになるようです。

楽天が定めてい出店のコードに抵触するので、人間の「棺おけ」は、楽天では売ることができないということなのでしょうか??