今回は (名古屋市)北区 です。

            

  愛知県選管公表の「署名調査の概況」の 署名者数 と 有効と認められない署名の比率、また、「愛知県知事解職請求者署名簿の仮提出について」の 署名簿数は、それぞれ次のとおりでした。

  

北区選管    署名者数   7,964 人     76.52 %

                      うち有効 1,870人

                      うち無効 6,094人

                署名簿数   2,193 冊



 ちなみに「愛知県知事解職請求者署名簿の仮提出について」は、

署名者数 当初   (空欄) → 受理時 7,973 人、

署名簿数   当初   (空欄)  →   受理時   2,193 冊、

でした。

   

   扶桑町と同様、北区も、署名者数と署名簿数が 空欄のまま持ち込まれていました。

   

前日11月3日に、KKR三の丸会館で、署名簿自体のナンバリングがされていたはですが、なぜ、署名簿の冊数も空欄なのでしょう。大問題です。

  

   

   それだけではありません。この北区については、別の問題があることを 思い出しました。

   

それは、愛知県選管の調査署名数と、署名簿受領書 の署名総数 が  9人 違っているということです。
   



 県選管の調査署名数と署名簿受領書の署名総数の人数が相違して選管が 10選管あり、県選管の調査署名数の方が合計で103人多いことは、今年2月3日のブログ(「愛知リコール、選管調査の署名数と仮提出された署名数」で記事にしています。ご参考にしてください。

   

   県選管の調査署名数と署名簿受領書の署名総数の人数が相違しているのは、名古屋市緑区もそうでした。

調査署名数の方が 23人も多いことになっています。

  

 緑区 の 送信メールと調査票 については、これから ブログに掲載することになるので この調査署名数についても留意するようにします。

  

   この問題、北区や緑区だけの問題ではありません。

もっと重大なところがありました。

   

田原市など 愛知県選管の調査署名数の方が 署名簿受領書の署名総数(点検票の署名者)よりも 72人も多かったのですが、うっかり失念してしまっていました。

  

田原市選管が愛知県選管に送信した 点検票には 20枚あまり 落丁があったようですが、それと関連しているのでしょうか。

  

   田原市の署名簿受領書の署名者総数が 5,024 人で、愛知県選管の調査署名数は 5,096 人ですので、点検票に 名前が載っていない署名者 が 72人 いるということになります。

   

これは、緑区も同じで、点検票に 名前が載っていない署名者 が 23人 いることになります。

  

   北区は、13人違うといっても、選管調査の署名数の方が、仮提出時の署名数よりも少ないだけなので、まだ問題が小さいのかもしれません。

   

と言うのも、例えば、重複した署名があったという理由ならば、そんなことがあってよいのかという感想は持ちますが、理由としては得心できます。

   

   緑区 や 田原市 は、署名者が どこからか湧いてきたわけですから、どのように説明を付けることができるのでしょうか。

 

いいや説明を付けようなどできないはずです。

   

      

    

 北区 が 愛知県選管に送信した報告メール と「署名総数計算票及び署名簿点検票」は次のとおりでした。                   


 


1 報告メール(5通)

    

 2 点検票

    


    




    (開示を受けたのは PDFファイル 2ファイル。総容量は6.15MB。)

                                

            

   田原市選管の署名調査では、調査署名数 の方が 仮提出された署名総数よりも 72人 も多いという、起こり得ないことが起きていますが、これまで、だれも何も説明をしていませんが、愛知県選管に聞けばおしえてくれるのでしょうか。