署名簿引渡請求事件 第一審判決 [情報提供]
次は 地裁判決 です。
地裁判決は、被告の「 紛失したとの主張は信用できない」と判断しているだけなので、どのようなことを署名簿を持ち出した人が述べていたのかは、さっぱり分かりませんです。
マスコミは 一社も触れませんでしたが、尾張旭市選管から持ち出された署名簿54枚は、いずれも、署名収集期間後の令和2(2020)年10月26日を作成日としたものでした。
(不正確な表現でしたので訂正します。
正確には「26」に横棒を1本書き加えて、「25」日であるかのような体裁にされている署名簿が9枚、「26」日のものが45枚でした。)
「同一人の署名が何枚も続いている 不正の疑いが高い署名簿」であろうがなかろうが、そもそも署名簿は、署名収集期間後の無効なものでした。そのことが報道では触れられずじまいでした。
そのため、なぜ、そんな収集期間満了後を作成日とした署名簿が わざわざ、尾張旭市選管に持ち込まれることになったのかが、深堀りされなかったばかりか、問題にすらされずに今日に至っています。
署名簿を尾張旭市選管から持ち出した方は、警察沙汰にしたかったのだが、警察が動かなかったため、マスコミ に取り上げてもらおうと思って、署名簿をマスコミ各社に持ち込んだと言われています。
守山警察署に署名簿を持ち込んだ 令和2(2020)年11月6日の直後から マスコミ関係者に署名簿のコピーを取らせたり、政治家の知人に署名簿数枚を渡したりされたそうです。
そのな雰囲気が証人尋問調書(本人調書)から読み取れると思います。
署名簿引渡請求事件 控訴審判決 [情報提供]
リコールの会が、尾張旭選管から持ち出された署名簿の返還を求めた事件の控訴審判決が、昨日(令和4(2022)年9月14日)名古屋高等裁判所でありました。
リコールの会の会長である高須克彌会長のお考えで、控訴審判決、第一審判決、証人尋問調書(本人調書) を公表することにさせていただくことにいたしました。
現状、リコールの会は PDFファイルを送信することができる SNSツール がありません。そのため、「弁護士田中智之ブログ」を使い、 PDFファイル化した判決等をアップロードすることにいたします。
※黒線での囲み の箇所は 私が個人情報保護のため加工している箇所になります。黒のマスク部分は元々、マスクがされてい箇所になります。
第一審の地裁判決と証人尋問調書は次回ブログに掲載します。