早っ !! [感動]
あさりの砂抜き 50度洗い [感動]
潮干狩りに行かれた方からお裾分けで、あさりをいただいただけでなく、砂抜きの技も伝授してもらいました。
50度のお湯に 5分ほど入れて、殻をこするようにしたら、あとは待つだけ。
うまく砂がとれていて、おいしい酒蒸しをいただくことができました。
クックパッドによると、メカニズムは
「あさりを50度のお湯に入れると、ヒートショック を受けて、身を守ろうとします。すると、水分を最大限に吸収し、身を殻から押し出してきます。その状態で強めに殻と殻とをこすると、汚れや砂を一気に吐き出してくれますよ。付着した異物や汚れを排除しようとする挙動だと考えられています。」
ということだそうです(2015年12月9日「【裏技】あさりの砂抜きは『ぬるま湯』でアッという間だったと!」)。
こんな単純なこと、知らなかったなんてどうよ、といった気分です。
暖かくなったら 潮干狩りにも行こうか(「愛知県内の主な潮干狩り場」) 。
言いがかり [感動]
××××は、別紙物件目録記載の建物の解体工事をしてはならない。
先程、責任者が (初めて) 私の事務所に電話を掛けてきて、
「いいがかりを付けられた」
なんて言っていました。
仮処分が出た今でも、
「二軒長屋のうちの、退去済の部屋を解体しようとしているだけなのだから、残っている借家人に 解体について つべこべ言われる筋合いはないし、残っている借家人に解体工事の説明をしないで工事を始めようと、 そんなこと 建物所有者の自由だ。」
などという、見上げた考えは 変わらないということのようです。
ワイルドさは感動的ですらあります。
ところで責任者は、「顧問弁護士からも解体することには何も問題ない」との法的意見も貰っているなんてこと言ってましたが、
そんなこと言う弁護士、本当にいるんですかね。
月末締め・翌月15日払いを80年以上続けていた松下電器産業 [感動]
日経ビジネス2013年、8月26日号では、 「パナ、電子債権採用の真意」と題した、
「パナソニックが今年10月から電子記録債権を採用することになった。
同社は、これまで仕入れ代金の大部分を、納品日の90日後に現金で支払ってきたのを、10月分の仕入れから電子債権を採用すると同時に、120日後に延長することになった。
これは同社のキャッシュ化を早める施策の現れである。」
との内容の記事が掲載されています。
記事の中で、今回の支払日の延期が2度目であることを、次の記述により指摘しています。
実は、パナソニックが支払期日を延ばすのは、今回が初めてではない。
中村邦夫元社長の下で経営改革を断行していた2002年には、創業者・松下幸之助氏依頼の伝統だった「月末締め・翌月15日払い」を、90日後に変更。
それでも、業界平均よりは早めの支払いを保ってきたが、今秋からは、ついに他社と横並びになる。
パナソニックの創業は、第一次世界大戦が終わった年の1918年(大正7年)です。
途中、太平洋戦争の敗戦の時期を挟んでいたにもかかわらず、2002年(平成11年)まで、
「月末締め・翌月15日払い」を継続していたこと、そして、それを続けてきていたことに本当に驚きました。
松下幸之助の伝記は何冊か読んでいますので、「翌月15日払い」のことは目に入っていたのだろうと思います。関心がなければ、気付かないし、気付いても忘れてしまうということなのでしょう。
今回のパナソニックの電子債権で採用されるのは、
三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行の提供するサービスだけ
で、 電子債権記録機関 4社のうち、残り2社が提供するサービス( 「みずほ」と「全銀協のでんさいネット」)は
使用されないことになるようです(日経電子版2013年7月6日「パナソニック、10月から電子記録債権導入 支払い延長要請」)。
今回の支払日の延期により、パナソニックは キャッシュフローを 278億円改善させることにはなるようです (3345億円÷12≒278億円)。
ですが、それは喪失した信用と引き合うのでしょうか。
かりてきたネコ [感動]
部下を叱るときは、「かりてきたネコ」の心得で、叱るべきだそうです。
日経ビジネス(2013.7.15日号)の「職場のメンタルヘルス向上学」というコラムに、
ライフバランスマネジメント研究所代表の渡辺卓氏が、
管理職セミナーで、「パワハラ」にならない叱り方として、「かりてきたネコ」の原則を紹介している、
と書いてみえました。
か 感情的にならない
り 理由を話す
て 手短に
き キャラクター(性格や人格)に触れない
た 他人と比較しない
ネ 根にもたない
コ 個別に叱る
7、8年ほど前に教えてもらった 「あおいくま」 (あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、まけるな)
に負けない 素晴らしい心得というか教え に 感動しました。
この「かりてきたネコ」ですが、部下を叱る際の教えというだけでもったいないと思います。、
むしろ、
相手の方と真剣な話をする際 全般においての心得ではないか
と私は思います。
今後は、「かりてきたネコ」、「かりてきたネコ」と念じてから、交渉に臨むようにしようと思いました。
(渡辺卓氏は、2012年12月4日の日経産業新聞に『心が折れない職場づくり』「第2回 部下の叱り方」として、「かりてきたネコ」の心得を紹介されていますので、参考にしてみてください。)