元榮弁護士の次の一手
日経ビジネスの最新号(2012・12・3 No.1669)で、
法律相談サイトである「弁護士ドットコム」を運営している
元榮太一郎(もとえ・たいちろう)弁護士
が紹介されていました。
そんな中、先週金曜日(11月30日)、
WEB集客型葬儀サービス「小さなお葬式」を提供している(株)ユニクエスト・オンラインが、
元榮弁護士が代表をつとめる弁護士事務所オーセンスと業務提携をした
とのプレスリリースを流しました(「業界初!全国統一料金の相続・遺言サポートサービスを2012年12月より全国展開」)。
ニュースリリースによれば、ユニクエスト・オンラインとオーセンスが業務提供して提供する「相続・遺言サポートサービス」のサービス内容と、サービスの特徴は、それぞれ、
■ サービス内容
実費を含んだ完全追加料金なしの「戸籍収集サービス」(39,800円)を筆頭に、遺言書作成サポートや相続放棄など相続棄など相続に関するすべてのサービスを全国統一料金で提供致します。
(1)戸籍収集、相続関係図作成サポート 39,800円(税込)※実費込み
(2)不動産の名義変更サポート 81,900円(税込)+実費分+登録免許税
(3)相続放棄サポート 52,500円(税込)+実費分
(4)弁護士による代理人サポート 98,000円(税込)+実費分
(5)遺言書の作成サポート 98,000円(税込)+実費分
■サービス特徴
(1)全国対応
全国の弁護士ネットワークを通じ、全国のお客様への対応が可能
(2)全国統一料金
顧客からの問合せが多いサービスを、全国統一の明瞭な価格で提示
(3)24時間365日受付
相続担当のスタッフを配置し、緊急時にも迅速に対応が可能
だとのことだそうです。
弁護士法72条(同27条)があるため
「弁護士ドットコム」が、同サイトを利用している弁護士から、
紹介料等の利用料を取るわけにはいきません。
「『弁護士ドットコム』に先行投資として注ぎ込んだ資金を、元榮弁護士はどうやって資金回収していくんだろうか?」
と漠然と思っていましたが、
弁護士事務所オーセンスが、地方の弁護士と共同受任する、
とか、
地方の弁護士に受任した業務を再度、委任する、
という方法をとれば、弁護士事務所オーセンスは弁護士報酬の配分に与かることができます。
なるほどです。
新しい試みですが、元榮弁護士には頑張っていただき、是非成功させていただきたいと思います。
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