6月29日に予定されていたガイダンス [情報提供]
あいちトリエンナーレのあり方検討委員会が令和元年(2019年)12月18日に公表した「『表現の不自由展・その後』に関する調査報告書」では、
「令和元年(2019年)6月29日に、記者発表をし、出品作品のガイダンスを行う予定だったが、警備の都合上、事前発表は行わないことになった」
と、33頁、69頁、85頁の3箇所で触れられています(報告書(抜粋).pdf 参照)。
もし、6月29日に出品作品のガイダンスのために記者会見が行われていたのであれば、大浦信行氏の映像作品「遠近を抱えてPart Ⅱ」も、平和の少女像も、オープンにされていたことになりますが、どんな発表がされていたのか興味が湧きませんか。
私は興味が湧いたので開示請求をしてみた。
開示は、
1 あいちトリエンナーレ実行委員会が作成した同日の記載会見が記された全体スケジュール表
2 作成されていた当日の式次第
3 中止に至った経緯が記された文書
4 上記以外の、中止されたプレス発表に関する文書
として請求をしてしましたが、「作戦又は取得していない」ためすべて不開示でした。
はぁっ
ポスター 1 枚 3300円 [観察]
令和5年4月9日執行された名古屋市市議会選挙の 選挙運動費用収支報告書 とはどのようなものかに関心が湧いたので、名古屋市選挙管理委員会に行政文書開示請求をしてみました。
先ほど市政情報センターでもらってきました。
ポスターについては「名古屋市議会議員及び名古屋市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例」という条例に基づいていることは分かりましたが、どう計算されるのかよく分かりません。
ビラについては「名古屋市議会議員及び名古屋市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例」という条例で「当該選挙運動用ビラの作成枚数が5万枚以下である場合 7円73銭」と上限額が定められていることが分かりました。
行政文書開示請求で貰ってきた 選挙運動収支報告書の事例では、
ポスター176枚で 580,800円 なので、1枚3300円、
ビラ8000枚で 61,600円なので、1枚7.70円
ということになるようです。
ポスター1枚3300円というのは、中国新聞デジタルの2019年の「選挙ポスター『なぜ高額』1枚203―2759円、公費で支出」という 記事 と比べてみると 結構、お髙いようです。