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『テルマエ・ロマエ』 [旬の話題]

今日は、家族4人で、109シネマズ名古屋に、「テルマエ・ロマエ」の映画を見に行ってきました。

映画は大好評のようで、私たちが見た次回も、次々回も、切符は売り切れでした。

家族連れが多い気がしました。

ウチと同じで、「ゴールデンウィークとは言え、旅行には行けないので、映画でも」という家族が多いのかも知れません 

「テルマエ・ロマエ」の映画では、日本人の阿部寛や、市川正親らが、ローマ人を演じるということだったので、「大丈夫なんだろうか」と不安な気持ちでしたが、

阿部らが演ずるローマ人には、さほど違和感は感じませんでした。

映画は、ヤマザキマリ原作の同名の漫画を映画化したものですが、漫画の雰囲気を、映画はそれなりにキープしていたんではないかと思います。

漫画は4巻まで出ています。第1巻を最初に読んだとき、「こんな発想の漫画を書ける人がいるのか」と唸りました。

漫画をお読みになられていない方であれば、「お読みになられても損はない」とおもいます。お薦めです。


テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)

 


この「テルマエ・ロマエ」の舞台は、5賢帝の1人のハドリアヌス帝の時代です。

ハドリアスヌス帝は、世界遺産にもなっているブリタニア(イギリス)の「ハドリアヌスの城壁」が有名ですが、帝位は西暦117年から138年でした。

4月初旬に、 ローズマリ サトクリフ原作の同名の本を映画化した「第九軍団のワシ」という映画を見ました。

映画は、紀元117年にハドリアヌスの城壁の北でローマの第9軍団の5000人が消えてしまったことをモチーフにした話なのですが、

「テルマエ・ロマエ」の漫画を読んでいるときも、「第九軍団のワシ」の映画を見ているときも、大事なことに気付きませんでした。

何に気付かなかったかと言いますと…。

「テルマエ」では、ハドリアヌス帝の後継者であったルキウスの死亡が漫画(3巻だったかな?)に描かれていますが、ルキウスの死亡は紀元138年1月ということになります。

次に、「第九軍団のワシ」では、第9軍団の5000人が紀元117年に失踪してから20年のお話という設定ですから、紀元137から翌年の138年のことが描かれていることになります。

したがって、「テルマエ」も「第九軍団のワシ」も、紀元137-8年ころのことを描写したお話になるんですね。

気付きませんでした。

第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)

第九軍団のワシ (岩波少年文庫 579)

  • 作者: ローズマリ サトクリフ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2007/04/17
  • メディア: 単行本

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