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消費者金融大手3社、営業収益減少中 [はてな?]

消費者金融最大手のアコムは先月26日、2013年3月期第2四半期(2012年4~9月期)の業績予想を上方修正しています(「平成25年3月期 第2四半期(累計)業績予想の修正に関するお知らせ」参照)。

アイフルも一昨日(11月13日)、業績が上触れしたことを公表しています(「平成25年3月期第2四半期連結累計業績と前年同期実績との差異に関するお知らせ」参照)。

業績が上向いてきていることは、昨日(11月14日)、2013年3月期中間決算を発表したプロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス)も同じです(「2013年3月期 中間決算資料」参照)。

3社とも営業収益(≒売上高)の減少は止まっていません。

ですが、そんな状況の中でも、(純)利益が当初見込みよりも増加傾向にあります。

素直に考えれば、

消費者金融は復調しつつある

ということになるはずです。

そんな中、読売新聞は、

消費者金融大手3社、営業収益の減少続く」と題した、

消費者金融大手3社の2012年9月中間連結決算が14日出そろい、いずれも売上高にあたる営業収益が前年同期を下回った。

改正貸金業法による規制強化で、主力の個人向け無担保ローンの貸し出し利回りが縮小していることなどから、営業収益の減少が続いている。

との、消費者金融業界が相変わらず ダメダメな状況にあるかのような記事を配信しました。

        

なんで、読者の誤解を招くような記事を配信するんでしょう?


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コメント 3

ひろ

たしかに新聞もそうですが、アイフルの決算一日前に某国内大手証券会社のレイティングが引き下げされて-10%近い下落をしました。中身は新聞の内容と同じような感じでした。私は、決算の3日前くらいに一旦クローズして決算直後に寄り付きから全力買い戻しましたが、東電の増資の時といい、どうも怪しいですねw 基本的には、いい情報が出る時が売りどきで、悪い情報が出る時は買い時ということでしょう。こと決算や増配などは、大口が知ってると考えていいと思います。ただ、天災や突発的事情ってのは、素直に反応してもいいと思いますが。
by ひろ (2012-11-17 11:22) 

ひろ

気になったので少し調べてみましたが、アイフルの決算日にアコムのレイティングの引き下げがあったみたいです。理由は、少し違ってまして、11月13日(ブルームバーグ):きょうの日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

アコム (8572):前日比6.2%安の2120円。みずほ証券では、利息返還の追加繰入リスクは完全に払しょくされていない中で、高騰した現状の株価評価には過熱感があると分析。投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」へ引き下げた。目標株価は1900円。クレディセゾンやアイフルなど他のノンバンク株もそろって下落し、その他金融業 指数は東証1部業種別下落率首位。

しかしタイミングが、引け後にアイフルの決算発表があるということで、なんだかな~って思いますがw
ただ、新聞の中身とは、少し違ってましたね。すいませんでした。
by ひろ (2012-11-18 10:16) 

tomo-law

ひろさん、詳細な分析ありがとうございます。
by tomo-law (2012-11-18 16:18) 

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