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震災便乗犯罪 [困惑]

週刊モーニングに連載されている、2016年6月9日号掲載の「ギャングース」(漫画 肥谷圭介、ストーリー共同制作 鈴木大介)♯ 136."安達の影を掴め!(前編)"では、

2011年3月11日の東日本大震災の際の 震災便乗犯罪 の発生状況について次のような描き方をしています。

 

「東日本大震災のあと 驚くほど多くの便乗犯罪が現地で多発した 

  3・11から1週間は混乱に乗じた窃盗が多発

遺体からの貴重品窃盗や車上荒らしだけではなく 警備機能を失ったショッピングモール

燃料不足で路上に放置された重機

一般家庭からのガソリン・灯油

小中学校の倉庫や工事現場の発発などがターゲットにされた

※発発 = 発動発電機のこと。

  震災発生後1週間~2週間  組織化された窃盗団が津波被災地や原発事故の避難地域にまで入り込む

 

福島入りした窃盗団は 東京電力発行の暫定通行許可証を偽造 道具屋が高値で販売

また多くの水没車両のナンバープレートやホイールが盗み出された

ATMや店舗レジが窃盗の被害を受け  放射性物質をデトックスすると騙る健康食品や浄水器などの悪質訪問販売も始まる

  3月末ごろ

 

被災地内陸部を中心に「震災で医療機器に使う金やプラチナが欠乏している」という押し買いが発生

現地の闇金業者の債権を関東の闇金業者が買い取り取立て代行開始

道路のガレキ除去が進んだ結果 家屋からの貴重品盗が発生

ボランティアを偽装した窃盗犯も出現

関東でも計画停電にともなって解除されるオートロックマンションを狙った侵入盗が発生

  4月~5月  窃盗は徐々に収束したが……

 

悪徳中古車販売が増加  盗難車の販売

偽造車検証だけ渡して車を渡さない手付け金詐欺が横行

被災地車両のナンバープレートが高額で売れ出す

各地の行方不明者をまとめた名簿が流通し 行方不明者の家族に「架空債務」の取り立て詐欺が組織的に展開される

ソーラーパネルのある家を狙って「重量物が屋根の上にあると耐震性が低い」と謳う工事詐欺も多発

そして5月-

 

マンガなしで 文字だけ追って読み続けるのは多少つらかったかも知れません。読まれた感想はいかがでしたでしょうか。

私は 「こんなことが本当に起きていたのか」と思いました。

起きていたとしても不思議ではありません。

 

組織化されて実行された 18億円のクレジット詐欺のことを思うと、起きていたのではないかと思ってしまいます。    

NAVERのまとめ記事を読んでみると、知りませんでしたが当時、いろいろなことが起きていたことが分かりました。

したし、すべてが本当だということなら、ルポ本の一冊ぐらい出版されていてもおかしくありませんが、そのような本が出版され話題にはなっていません。

 

半信半疑というのが心境ですが、本当のところどうなのでしょう。       

 


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