SSブログ

コンビニATM不正引き出し、なぜ犯行状況の正確な発表がないのか [困惑]

先月15日に、セブンイレブンなどのATMから現金が不正に引出された件で、警視庁が今日、東京都荒川区で引出した容疑者1人を逮捕したということだそうです(NHK NEWS WEB 2016年6月6日「ATM不正引出しの疑いで男1人逮捕」) 。
 
   
今回のATM不正引出しは、
   
南アフリカの銀行が発行したクレジットカードのカード情報が不正使用され、クレジットカードのキャッシングとして、17都道府県の、セブンイレブンやファミリーマートなどの ATMから多額の現金が引き出された
     
ということになります。
         
被害総額は、事件当初は 14億円と報道されていましたが、読売新聞が 「20億不正引き出し」と報じたりするため 混乱しますが、引き出された金額は、
   
  セブンイレブンに設置されたセブン銀行の ATM から  14億4000万円
    
  ファミリーマートに設置された ゆうちょ銀行のATM から 約2000万円
     
  ファミリーマートほかに設置された イーネットのATM から 4億円以上
    
ということで、18億6000万円が被害総額ということになります(朝日新聞DIGITAL2016年「ATM不正引き出し、首都圏に集中  ファミマでも被害」 YOMIURI ONLINE 2016年6月2日「ゆうちょ銀行などのATMも被害… 不正引き出し」、NHK NEWSWEB 2016年6月1日不正引き出し 別コンビニのATMでも4億円余被害」)。
   
分かっていながら、なぜ読売は「20億円」などどいう表現するのでしょう。
   
被害額が上積みされることを予告しているのでしょうか。ありえない話ではなさそうです。
    
     
   
今回の件では、17都道府県で被害が発生したということですが、朝日新聞の記事によれば、
    
被害総額18億8000万円のうち、
 
東京都内       約5億8000万円
    
神奈川県内    約4億3000万円
 
埼玉県内       約2億円
 
千葉県内       約2億円
   
だということです。 
     
東京都、神奈川、埼玉、千葉で 計14億1000万円なので、
 
それら1都3県の被害額が 被害総額に占める割合は 77.4% です。 
                     
   
事件から半月経って、調査の結果「わかった」というような情報ではないでしょうに。
   
 
ATMの不正引き出しは、1回の引出し金額を10万円から5万円に引き下げるということばかり報じられていますが、同じことが起きた際に、被害額が半分になるというだけのことです。
   
1つのカードで 70万円を下ろしたりしていますが、キャッシングの貸出枠 はないのでしょうか。疑問点はいろいろあります。
 
そのうち全容は明かになるはずです。何を隠す必要があるのでしょう。
 
     

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0