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記事が消えた [あきれた]

約67%の企業が導入しているイントラネットでの、IDやパスワード管理など、セキュリティーの甘さを指摘した


という記事が、今週(11月)4日の日経電子版に載っていました。社内セキュリティーの甘さに警鐘を鳴らした いい記事ではないかと思いました。


記事のリード部分には「10月、NTTドコモ子会社の社員が、不正アクセス禁止法違反容疑などで警視庁に逮捕された。」と出てくるのですが、そんなニュース、見ましたか。

 

時事ドットコムの先月(2019年)10月16日の「ドコモ子会社社員を逮捕=同僚IDでギフト券入手疑い-警視庁」がそれを報じた記事で、事件は

NTTドコモの子会社のNTTドコモACという会社の社員が、他の社員のIDとパスワードを使い、電子ギフト券を入手し、ギフト券を換金していた

というものでした。

他でいくらでも ありそうな事件なので、社会の木鐸だと言っている新聞社には、知らしめるということで報道する価値が大きそうです。しかし、新聞雑誌記事横断検索で「テレビ・通信社」「全国紙」について確認してみたところ、この事件を報じたのは、時事通信、読売新聞、毎日新聞の3社だけで、NHKも、共同通信、朝日新聞は報じていないようです。


ドコモは大口の出稿先なので忖度したのだとして、公共放送であるNHKが報じないのはなぜかという疑問があります。しかし、NHKの検索窓に「警視庁 不正アクセス」と入力して記事検索してみても、やはり、7月の中国人の不正アクセス事件の記事しか出てきません。報道していないのは間違いなさそうです。朝日も同様、報じていないことは間違いなさそうです。

なお、産経については、新聞雑誌記事横断検索では記事がありませんでしたが、不思議なことに、ネットには記事がUPされています。新聞記事としては載せれないが、ネットには載せたという矜恃の現れなのでしょうか。


驚いたのは日経電子版です。

昨日は確かに存在していた記事が消えてしまっていました。キャプチャーしておいて本当によかった。

記事の題名は、

不正アクセス容疑でドコモ子会社社員逮捕  警視庁  2019/10/16 13:40

という記事ですが、

記事本文も震えました。

著作権等のため、本文は表示できません。

となっていたからです。


「著作権等のため、本文は表示できません。」って、どんなことかと考えたいたところ、今日見てみたら、記事が無くなってしまいました。

検索できないだけかとも思いましたが、検索結果からすると、そうではないようです。


経済記事以外では、日経の記事が一番信頼性が高いと思っていたので残念な気持ちです。


ところで、最初に挙げた、

「社内サイト、甘いセキュリィー  「外部と隔離」 で油断    2019/11/4 2:00︱日本経済新聞 電子版」

という記事は存在しているようですが、記事検索からは、


という記事しか出てこないようにしているようです。


二つの記事本文は同じですので、題名にケチが付いたということのようです。


「社内サイト、甘いセキュリティー」 という表現が逆鱗に触れ、変更を命じられたということなのでしょうか。



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