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絵馬と個人情報保護シール(1) [検討]

 2日に伊勢の猿田彦神社に参拝した際、子供らが絵馬掛けをしましたが、その際、ブログのネタにするため、絵馬に貼る個人情報保護シールを一枚頂戴してきました。

 IMG_0348.JPG この絵馬に貼る個人情報保護シールは、願い事と住所氏名を他の人に見られないようにするため、願い事と住所氏名が書いてある部分に貼るために使用するものとなります。

猿田彦神社の個人情報保護シールの実物は、横14センチ×縦7.5センチの薄茶色のもので、上の写真のとおり、シールの表面には「この絵馬は 個人情報保護の為 祈願主が自らシールを 貼っています」と印刷されています。

個人情報保護シールは、多くの神社仏閣で使われているようですが、このシールが独占的ないし、寡占的に供給されているものなのか、また、シールの印字内容に相違があるのかは、グーグル検索をしてみても、よく分かりませんでした。 

猿田彦神社で、このシールが実際、どの程度使われているを調べてみました。結果は、調べた40枚の絵馬のうち、7枚にシールが貼られていました。率としては17%となりますが、皆さんはどういう感想をお持ちでしょうか。私個人としては「意外に多く使われているな」という感想です。

私が猿田彦神社で絵馬用の個人情報保護シールの存在に気が付いたのは3年前ほど前(つまり、平成21年頃)のことでしたが、ウィキペディアの「絵馬」の項を見てみると、「2006年頃から、プライバシー保護の観点から、絵馬に書かれた願い事や住所・氏名の部分にステッカーが貼れる絵馬もある。」と記されており、個人情報保護シールは、もっと早い、平成18年頃に出現していたようです。

この個人情報保護シールの出現は、平成16年5月に成立し、翌17年(2005年)4月1日に施行された個人情報保護法(「個人情報保護に関する法律」)に対する宗教界の過剰反応であったと思っています。

時間がなくなりましたので、続きは次回にします。


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