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びっくりした [はてな?]

先程、簡易裁判所に行ってきましたが、裁判官の訴訟指揮にびっくりしました。

被告の黒子として、答弁書や準備書面の作成や書証の準備の協力をしている事件がありますが、

原告が準備書面でのこちら側の主張に対して、ちゃんと認否をせずに、自分に都合のいいことばかりを並び立ててばかりいます。

そのため痺れを切らし、今日は、被告に委任状を書いてもらって代理人として簡易裁判所の弁論期日に出頭することとなりました。

そしたら、裁判官が、弁論を終結し、判決をすると言うではありませんか。

(前回の期日では、裁判官は「次回に弁論を終結する」等何も言っていなかったということです。)

「えっ」 … 。 

心底、驚きました。

被告側はマンションの借り主ですが、原告が雨漏りと手摺りの修理をしていないので、損害賠償請求権があり、賃料請求権と相殺するとの内容の抗弁を出しています。

そして、雨漏り箇所と、手摺り部分の写真も証拠で出しています。

原告はその被告の抗弁に対して、曖昧にしか答弁していませんが、修理をしようとしていたと主張していることから、雨漏りと手摺りが修理されていないこと自体は認めている状況にあります。

私が今日代理人として出頭することになったのも、原告が被告の修補請求権が存在することを認めるのか、認めないの、曖昧な態度を続けているため、ガツンと言ってやるためでした。

「判決をする」という裁判官に対し、私は「機に熟してない」と異議を述べました。

そして、被告の今後の立証として、被告が雨漏りと手摺りを修補しているという認否をするのであれば、検証の申出をすると被告の立証予定も伝えました。

(本当は、もっと色々と過激なことも言っていますが、差し障りがありますので省略します。)

裁判官は、少し考えて、原告に対し、被告の準備書面に対して認否するかと尋ね、原告が認否をすると言うと、「では続行します」と言うではありませんか。

それだけでなく、その舌の根も乾かないうちに、私に対して「地方裁判所に訴訟を移送したいと思うが」と、水を向けて来るではありませんか。

私はきっぱりと「裁量移送の必要なし」とお答えさせていただきました。


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