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吉野屋の並盛を食す [感想]

本当かどうかは知りませんが、吉野屋が

ひとまず ” うまい ” を取り戻したということだそうです(東洋経済2013年4月12日「吉野家会長『うまい、安いを取り戻す』」)。

その検証のため、3週 連続で、吉野屋 名駅サンロード店で「並盛」に挑戦してみました。

ところで゛、なぜ、吉野屋が ” うまい ” を取り戻したかですが、米国産牛肉の輸入規制緩和にその理由があるということです。

どういうことかと言いますと、

吉野屋が考える牛丼に最適な肉質の牛肉は、月齢18カ月~24カ月以下のものだが、

米国産牛肉の輸入については月齢20ヶ月以下のものしか輸入が認められなかったので、

吉野屋では月齢15カ月の牛肉を使っていた。

しかし、月齢15カ月の牛肉は若すぎて “ マイルド感 ” が十分ではなんため、材料として最適な牛肉だとは言えなかった。

今年2月に米国産牛肉の輸入規制が緩和され、月齢20カ月以下までだったものが、30カ月以下の米国産牛肉の輸入が可能になり(東洋経済2012年3月25日「米国産牛の規制緩和で、牛丼は安くなる?」)、

吉野屋が最適だと思っている材質のものを提供できることになった。

それで、” うまい ” を取り戻すことができた、

ということだそうです。

「本当にうまくなったの?」というのが記事を読んでの感想です。 

ブログのネタ探しを兼ねて、名古屋駅に出た際、吉野屋で 「並盛り」を実際に食べてみました。

その最初が4月21日のことですが、感想は、

 「前より うまいのでは 」

という予想外のものでした。

月齢15カ月と、月齢18~24カ月の バラ肉 の違いなど、素人に分かろうはずありません。

「前より うまくなった」などとの感想は 間違い以外のなにものでもないはずです。

そのため、先週(4月28日)、今日(5月5日) にも、「並盛」を食べることになったわけです。

3回とも、午前8時までに注文していましたので、牛丼の中の タマネギ は原型を留めているだけでなく、タマネギの味も しっかりとしていました。  

そのため、毎回、「タマネギがしっかりしていておいしい」 との感想を持ちました。

牛肉自体の味ですが、 「 前より マイルド と言われれば、そうかなぁ」と思いますが、よく分かりません。

もしかすると、「タマネギがおいしい」との感想が、 「前より うまい 」という感想を連想させているだけなのかもしれません。

とはいえ、やはり、

「何となく 前より おいしくなったのではないか」

というのが、「並盛」を3週続けて食してみての偽らざる感想です。 


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