本当に便利になったもんだ

日弁連リーガルアクセスセンター(LAC) 経由で、 弁護士保険の交通事故の損害賠償案件を受任しました。

経済的全損の案件で、争点は買替諸費用 ということになります。

久しぶりに、佐久間邦夫・八木一洋編「5 交通事故関係訴訟」の該当個所を目を通しながら、

買い換えた中古自動車の納品請求書の請求明細の費目を一つずつチェックしていくわけですが、

「リサイクル預託金相当額  10,520円」、

「道路サービス関連費用  6,000円」

が何だったか、また、「損害」になるのか よく分かりません。

15年も前であれば、同期の損保代理人に電話をして教えてもらわなければはなりませんでしたが、

今では、インターネットで、おおかたのことは即座に調べることが可能です。

便利になったともんだと実感しました。

ちなみに、「道路サービス関連費用」とは、JAF の１年分の入会金2，000円と年会費4,000円のこと。

JAFって、車を買い替えても、個人会員であれば手続不要なんだ、 へぇ。

また、「リサイクル預託金相当額」とは、買った車の 自動車リサイクル法による廃棄処分料の前払い金のこと。

どっちも、「損害」とは認められないようです。

交通損害関係訴訟 (リーガル・プログレッシブ・シリーズ)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 青林書院
• 発売日: 2009/06
• メディア: 単行本