これはちょっと勘弁

タカラトミーは、「にきってくるくる！ 回転すし」という

リカちゃんシリーズのキットを発売しています。

その子会社の タカラトミーアーツ が、今度は本当に、

家庭で回転寿司を作ることができるキットを発売するようです(GAME Watch の2013年10月17日の記事「タカラトミーアーツ、いつに家庭で回転寿司ができるキットを発表」)。　

記事によると、

タカラトミーアーツは今回も多数のユニークアイテムを出展していた。

力を入れていたのが「超にぎにぎ　おうちで回転寿司」で、家庭で「回転寿司」が楽しめるという玩具。

容器に酢飯を詰めてぽんと押し出せる「にぎりスポーン」と、巻物が作れる「てまきスポーン」があり、簡単に寿司が作れる。

2014年3月発売予定で、価格は6,825円。

「超にぎにぎ　おうちで回転寿司」では寿司が作れるだけでなく、専用レールと漁船を模した車両に牽引される皿が用意されており、これに寿司を載せることで回転寿司の気分が味わえる。

レールは縦60cm、横60cmの正方形型に組めるが、初回特典として拡張レールが同梱されており、これを使うことで横長にもできるとのことだ。 

そうです。

 

「家庭で『回転寿司』が楽しめる」とか、「容器に酢飯を詰める」とか、「巻物が作れる」とか書かれている記事の文章表現を、素直にそのまま受けとめれば、

食べることができる(＝口に入れる) お寿司 を作る おもちゃということなのですが。

 

でも、実際に、口に入れるとなると、衛生面で問題があるのではないかと思ってしまいます。

そういう視点から、記事に掲載されている写真を見てみると、

「『超にぎにぎ　おうちで回転寿司』では道具の置く場所は鯛のお頭型。皿を牽引するのは漁船風になっている」とのキャプションが付きの 2枚の写真のうち、

寿司が乗ったお皿がレールに載っている 写真  の方は、見るからにおもちゃ。

もう一方の、

鯛のお頭型の道具の写真 の方は、寿司ネタ は 何となく本物っぽい感じでが、そうでないかもしれません。

 

また、「『超にぎにぎ　おうちで回転寿司』。酢飯を簡単に成型できる」とのキャプションが付いた、

捩り鉢巻をしたお姉さんが、デモをしている写真 もありますが、そちらは、本物のご飯(酢飯)のように見えます。

後ろに写っているボスター にも、

握りも巻も作れます ! !

製作ツール ××××るので 家族みんなでお寿司が作れます。

とのキャッチが載っています(なお、××は、ハレーションのために可読不能な箇所です)。

 

以上検討の結果、疑問がないではありませんが、「超にぎにぎ おうちで回転寿司」は、本当に、(口に入れる) 本物の寿司を作るキットのようです。

 

子供が作ったお寿司を、

お父さんや、おじいちゃん、おばあちゃんが、

「おいしい」、「おいしい」と言って、引きつった笑顔で食べている

微笑ましく風景が 目に浮かびますね。

 

でも、そんなの絶対私は パスですね。