不動産競売物件情報の新聞広告 [調査]
名古屋地裁の執行センターのエレベーターに、
不動産競売物件情報の中日新聞夕刊への掲載を平成27年9月掲載分で取り止めにするとのお知らせ
が貼られていることに気付きました(下の写真)。
エレベーターには何度も乗ってたのですが気付きませんでした。近々に貼られたビラだからでしょうか。
NTT データが最高裁から委託を受けて運営する 不動産競売物件情報サイト には何時なのかが載っているのではないかと思って調べてみたのですが、不親切なことに、
※ 不動産競売物件情報の中日新聞夕刊への広告は,平成27年9月掲載分をもちまして終了します。
と載っているだけで結局、分かりません。
ところで本題です。
これまで続けていた 競売事件の新聞広告を止めるわけなので、件数が相当減っていることが予測できますが、どんなものなのでしょう。
裁判所が公表している司法統計年報の民事・行政事件編「4 事件の種類及び新受,未済 全地方裁判所及び地方裁判所別」から、名古屋地裁管内における競売事件の件数を拾えば、平成12年から25年の動向のおおよそ分かります。
結果は、平成12年を100として指数化してみた 下のグラフ のような結果でした。
名古屋地裁管内の競売事件の新受件数としては、平成14年以降、ずっと減少。
平成25年では 平成12年の約65%相当の新受件数しかない。
ネットで競売情報は公表しているわけですから、新聞広告の取り止めは当たり前のことですね。
2015-06-11 17:19
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0