SSブログ

「刑法犯、戦後最小ペース 1~6月認知件数8.8%減 」に触発されて [感想]

 
それが 犯罪が減って治安がよくなりつつあるということであれば、よろこばしいことなのですが。 
 
      
実際はどうなのでしょう。  
      
窃盗罪の検挙件数が一般刑法犯の全検挙件数に占める比率は 昨年(2014年)は 63.6%でしたが、
 
驚いたことに 1980年代ですとその比率は 80%もありました。
 
   
グラフ.jpg 
 
しかも、1980年代の窃盗罪の検挙率は 50%ほどでしたが、最近の窃盗罪の検挙率は25~27%ぐらいのものです。
 
直近の平成26年(2014年)ですと、窃盗罪の検挙率は26.2%でした。
 
       
一般刑法犯の検挙率は、平成26年(2014年)ですと30.6% でしたので、窃盗の検挙率は、 4%下回っていることになります。
   
   
窃盗罪は、一般刑法犯の検挙率を引き下げるお荷物のようです。
 
犯罪統計上も 消し去りたいのではないでしょうか。
   
それが認知件数の大幅な減少なのではないかと妄想してしまいます。
   
 
窃盗(認知件数・検挙件数、検挙率)1924~2014 (2).jpg 
 
 (作表のデータは、「平成26年の刑法犯認知・検挙状況」、統計局「刑法犯の罪名別認知及び検挙件数」、「平成26年版犯罪白書のエクセルデータ」から入手したものである。)
     
 
 
 
 窃盗罪の検挙件数の一般刑法犯の検挙件数に占める割合(%).jpg
窃盗(認知件数・検挙件数、検挙率)1924~2014.jpg 
 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0