銀行カードローンで 破産増加 ? [感想]
一昨日の「Newsモーニングサテライト」で、
総量規制がない銀行のカードローンの過剰な貸付けのため、破産者が増えているかのような内容のことを報じていました(テレビ東京のHPの2016年3月18日付「銀行カードローン破産の裏側」との記事参照)。
消費者金融で借りられない人が、銀行のカードローンを借りているそうで、
三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」を借りている女性が出てきて、消費者金融などの借入れがあってもバンクイックの借り入れができたなどと話していました。
でも、銀行のカードローンと言っても、無審査で貸してくれるわけではありませんし、総量規制の枠いっぱい借りている人に、銀行のカードローンだからといって貸してくれるなんてことありません。
他社からの借入れ状況を偽って申告していれば別ですが。
借入状況を偽って申告した人に対して、銀行がカードローンでの貸付けをしたことを過剰融資と言い切っているのであれば、話を盛って いるのではないでしょうか。
そもそも、一昨日のブログでも触れたように、破産事件が減少し続けているわけで、銀行カードローンで破産増加ということ自体、眉唾ではないかと思えてしまいます。
2016-04-02 05:33
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0