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埋め草か [はてな?]

 昨日、令和5(2023)年5月22日の中日新聞夕刊3面に、

「国際芸術祭あいち2022 公式図録を刊行」という記事が掲載されていました。

下の画像はその引用になります。


IMG_4180 (2).jpg


 国際芸術祭「あいち2022」では、それまでの公式カタログではなく、見返してやるためワンランクアップの 図録を作成することにしたのだろうかと一瞬、思い掛けました。

でもそれは勘違いでした。前例踏襲の役所でそんな予算付くわけがありません。

記事で図録と書かれているものは、

今年3月15日に「国際芸術祭『あいち2022』公式カタログを発売します」と発表している公式カタログのことのことを言っているいるようです。


この公式カタログの販売については、朝日新聞が4月3日に記事にしています。


  私のイメージでは、「図録」は「 図を加えた記録。また、資料としての図を集めた書物」で芸術性が髙いものです。カタログよりもグレードが高いというイメージです。

 

辞書的には、「カタログ」は「目録。展示物・商品・営業内容などについての目録や案内書。」と開設されていて、「図録」と同じものなどとは説明さていないはずです。



   コトバンクでは、埋め草について、

新聞の整理や大組み、雑誌記事のページごとのまとめの際、予定外の空白部が生じたとき、そこにはめ込む小さい記事や雑文のことをさす。これらは、通常は没(不使用)になる記事、本文部分に関連するトピック・読み物、反復して使える告知・小型広告など、「鮮度」に関係ないものであることが多く、編集部に常時用意されている。

と説明されていますが、中日新聞の記事は埋め草は、埋め草なのでしょうが、それだけではないような気がします。

 

  記事を読んで、 最近発売されたわけでもないのに、最近発売されたかのように誤解した人もいることでしょうが、記事では「5月22日に発売された」等と発売された日にちを特定していません。

近々に発売された図録と誤解されたとしたら、それは読者の読解力不足ということなのでしょう。


 作りすぎた公式カタログが捌けないため、図録と呼び変えて、芸術心が高い人に買ってもらおうといしているなんてことはないでしょうが、調査してみるとおもしろそうですね。

  

  

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